図書コウキアツ ト テイキアツ ノ ハナシ000064532

高氣壓と低氣壓の話

サブタイトル1~10
少年少女趣味の科學
編著者名
岡部 長節 著
出版者
萬章閣書房
出版年月
1924年(大正13年)10月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
244p
ISBN
NDC(分類)
451
請求記号
451/O37
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

風(かぜ)のない前(まへ)
空氣の厚さ―空氣の正體―恐ろしい塵の數―重たい空氣―空氣に押されて地震
 
氣壓(きあつ)の計(はか)りかた
水銀晴雨計―アネロイド晴雨計
 
氣壓(きあつ)の變(かは)る時(とき)
氣壓計で高さが分る―高氣壓と低氣壓
 
吹(ふ)き出(だ)す風(かぜ)
雨戶一枚に百貫目の風
 
吹(ふ)く風(かぜ)の速(はや)さ
風は息をする―汽車を吹き飛ばす
 
動(うご)き流(なが)れる風(かぜ)
上下する空氣―定つて吹く氣節風―海の風山の風
 
低氣壓(ていきあつ)が來(く)る
汽車より早い低氣壓―雨を呼ぶ雲―運ばれる南洋の蝶―三十五日に七千里
 
吹(ふ)く風荒(かぜあ)れる海(うみ)
二百五十里の大浪―物すごい海鳴り―洪水とスイス
 
いよいよ始(はじ)まる大暴風雨(おほあらし)
南洋生れの颱風―二百十日の厄日
 
冬(ふゆ)の嵐(あらし)はかうして吹(ふ)く
北から來る低氣壓―日本生れの小低氣壓
 
高氣壓(かうきあつ)の正體(しやうたい)
高氣壓はのろい―カラリとした上天氣
 
日本(にほん)に來(く)る高氣壓(かうきあつ)
お供は小さい低氣壓―北國の雪關東の風
 
龍(りう)の天上(てんじやう)と雷樣(かみなりさま)
恐ろしい龍卷き―雷神の正體―稻妻のいろいろ―雷樣の生捕り―本當に臍を取るか?
 
湧(わ)き立(た)つ雲(くも)の始(はじ)まり
水蒸氣とは何?―空氣の濕り加減―濡れた物の乾く譯―高山はなぜ寒い―雨になり雲になる―消えて行く雲
 
下(お)りる露(つゆ)おく霜(しも)
出來かたから違ふ
 
立(た)ちこめる霧(きり)の幕(まく)
武藏野の遁水―濃霧の中の追剝ぎ
 
空(そら)ゆく雲(くも)のいろいろ
夏でも氷の雲―日の傘月の傘―物騷な黑雲―怖いやうな入道雲
 
雲(くも)のわけかた
萬國共通の符號―金ぶちの中ぐろ―乳房雲、笠雲―雲の日記
 
降(ふ)り出(だ)す雨(あめ)のもと
夕立と地雨―入梅はなぜ起る―八月の暑いわけ―大雨と山津浪―雨滴の大きさ速さ―靑空から降る雨
 
變(かは)つた雨(あめ)のいろいろ
春雨、秋さめ、時雨―血の雨と硫黃の雨―蛙や魚の雨の降るわけ
 
面白(おもしろ)い霰(あられ)と雹(へう)
直經四寸の雹―雹の降る時と塲所
 
時候(じこう)の變(かは)るとき
三十五年目に暖い冬―土地による四季の長短―海のおかげ風のお蔭―山と森と湖水―水田の爲め雨が多い
 
人(ひと)とお天氣(てんき)との戰(たゝか)ひ
天氣と時候の力―御殿の露と寳物―桑や茶を枯らす霜―煙を揚げて霜をよける―大砲で雹を擊つ―霧を消す火花―怪しい戰塲の淚雨―素人の强味
 
天氣豫報(てんきよはう)の話(はなし)
お天氣見のいろいろ―どうして天氣が分るか―かうすれば申ぶんない―測候所の旗の見かた―暴風警報の仕かた―船乘りの怖がる赤玉―天氣豫報の當らぬ譯