最後の大空のサムライ
- サブタイトル
- 第八期海軍飛行科予備学生の生と死
- 編著者名
- 倉田 耕一 著
- 出版者
- さくら舎
- 出版年月
- 2019年(平成31年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 218p
- ISBN
- 9784865811896
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ku56
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第一章 謎多き墜落
真珠湾攻撃翌日の悲劇
「航空殉職之地」
山口碑建立の理由
山本五十六と「土浦全国花火競技大会」
墜落の原因
誰が石碑を建立したのか
第二章 「隠岐国」生まれの逸材
山口要次の生い立ち
京都帝国大学から海軍予備航空団へ
予備航空団の訓練
山口要次からの手紙
心優しき青年
優秀なパイロット
墜落の目撃証言
遭難機の残骸写真
海軍葬
第三章 もう一つの殉職碑
歴史調査委員に寄せられた情報
山口と同期の二人の墜落
謎の石碑のもとへ
山口碑との共通点
石碑に刻まれた和歌
石碑の土地所有者
第四章 第八期海軍飛行科予備学生の学生長
学生長・石岡敏靖
学生長の役割
新たな「謎」
墜落機のスペック
霞ヶ浦神社
第五章 GHQと霊名録と慰霊塔
遺族に宛てた書簡
航空隊司令官、必死の抗戦
GHQからの厳命
海軍航空殉職者慰霊塔
霊名録と東郷神社
石岡夫妻の想い
同期三人の殉職
第六章 「八時七分を指して止まる時計」
石岡智子へ宛てた手紙
石岡家を訪問
石岡夫妻の出会い
同期・木村正の人物像
八期生たちの運命
記念写真
石岡の訓練方針
一人の殉職者も出さず
第七章 二つの石碑の建立を発起した英雄
謎に包まれていた建碑発起人
二つの建碑の共通点
弟・要次を哀悼する姉の想い
歌田義信が残した書簡
「戦死」と「殉職」
歌田義信の〝獅子奮迅〟
歌田義信の死と父の無念
第八章 「貴様」と「俺」との絆
英霊に捧げる手記『飛魂』
厳しい飛行訓練
絶望的な戦局
〝特攻〟
特攻反対派
昔の教え子たちとの再会
鎮魂
第九章 銃後の一女性
和歌の作者は誰
霧雨が降っていた
乙女の生い立ち
記憶の中の新聞記事
「御殉職された尊い兵隊さんへ」
なぜ和歌が刻まれたのか
第十章 予備学生たちの真実
〝指揮官先頭〟の実態
英国の戦艦を撃沈
八期の戦没者と生存者
大量採用、即席教育
海軍予備学生出身の士官は消耗品
大半が特攻で戦死
あとがき
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