図書ショウワ ノ シドウシャ000064501

昭和の指導者

サブタイトル1~10
編著者名
戸部 良一 著
出版者
中央公論新社
出版年月
2019年(平成31年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
vi, 239p
ISBN
9784120051845
NDC(分類)
312
請求記号
312/To13
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき
 
第一章 中曽根康弘
訪韓 「不沈空母」 抑制された自己主張 「戦後政治の総決算」 「人間の配置」 「教養」 修羅場の経験 演技力 準備 権力基盤 「大統領型首相」 理想の政治家 権力と責任
 
第二章 吉田茂
吉田批判 漢学の素養 「裏街道」の外交官 親英派 貧乏籤 一点集中 自尊心 条約としての憲法 主権回復 安全保障 講和の代償 リアリズム 課題の単純化 権力基盤 歴史意識
 
第三章 東条英機
「悪魔の息子」 反藩閥 統制派 関東憲兵隊司令官 カミソリ 「虎穴に入らずんば虎児を得ず」 政治と軍事の分離 統帥権 参謀総長兼任 天皇への忠誠と依存 スケープゴート
 
第四章 近衛文麿
昭和戦前期最長の首相在任 青年貴族 華北出兵 密使派遣 全面戦争 和平をめぐる論争 蔣介石政権否認論 「対手トセス」の意味 陸相更迭 宇垣外相との確執 責任感覚
 
第五章 浜口雄幸
暗殺 「雲くさい」男 浜口内閣 金解禁 海軍軍縮 条約をめぐる紛糾 政党政治 「ライオン宰相」
 
第六章 昭和天皇
君主としての昭和天皇 満洲某重大事件 伊藤・古川論争 ロンドン海軍軍縮条約 判断の的確さ 「桐工作」 開戦決定 御前会議 立憲君主 終戦の「聖断」
 
終章 昭和の指導者
歴史的構想力 理想主義的プラグマティズム 権力意志
 
補論 宇垣一成待望論
はじめに
軍人政治家
政界の惑星
同情
安堵と期待
むすび
 
あとがき