「東洋」を踊る崔承喜 (チェ・スンヒ)
- サブタイトル
- 編著者名
- 李 賢晙 著
- 出版者
- 勉誠出版
- 出版年月
- 2019年(平成31年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 5,441,5p,図版 [15] p
- ISBN
- 9784585270515
- NDC(分類)
- 769
- 請求記号
- 769/C37
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 参考文献目録: p339-373 崔承喜年譜: p406-434
- 昭和館デジタルアーカイブ
カラー口絵
凡例
序章
崔承喜とは誰か
日韓における崔承喜研究の現状
問題提起と研究の内容
第一章 『SAI SHOKI PAMPHLET』が語る〈崔承喜〉―モダン・ダンサー崔承喜の戦略的イメージ発信をめぐって
はじめに
『SAI SHOKI PAMPHLET』とは何か
SAI SHOKIが踊る朝鮮舞踊をめぐって―所収記事を中心に
舞踊写真がイメージする崔承喜の戦略―舞踊写真を中心に
昭和モダンを写す―広告を中心に
おわりに
第二章 映画『半島の舞姫』をめぐる崔承喜のイメージ表象―作られたテキスト「サイショウキ物語」
はじめに
崔承喜をめぐる新たなテキスト生成について
イメージの交差―映画、原作小説を中心に
大衆文化の中の「SAI SHOKI」―消費される植民地文化
おわりに
第三章 発信する朝鮮の舞姫の舞踊写真、越境する日本帝国文化―「崔承喜舞踊写真」論
はじめに
崔承喜舞踊写真の概観
一九三〇年代の日本の写真界と舞踊撮影会をめぐって
昭和モダニズムを写す
帝国を宣伝する植民地文化―戦前の雑誌掲載を中心に
オリエントのイメージ作り―欧米で撮影された舞踊写真を手がかりに
おわりに
第四章 戦前の日本画壇と崔承喜舞踊画
はじめに
一九四〇年代の日本画壇と朝鮮の舞姫―議論の前提
崔承喜の自己表象―〈東洋〉モチーフをめぐって
チマチョゴリへのまなざし―〈朝鮮〉モチーフをめぐって
おわりに
補章 戦前から戦後における川端康成の〈崔承喜〉論―『舞姫』の中の〈崔承喜〉を中心に
はじめに
川端文学における〈舞姫〉―議論の背景、問題提起
川端康成、崔承喜に会う―一九三四年における川端の〈崔承喜論〉
並置される二つの戦争
舞姫たちの戦争―〈精神性〉についての考察
一九五〇年の川端康成の〈崔承喜論〉
おわりに
終章
現実の抒情を踊る―日韓のプロレタリア文学者たちと崔承喜の創作舞踊
描かれる舞姫、描かせる舞姫
参考文献目録
資料
別表1~6
崔承喜年譜
あとがき
索引
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