図書目録パラオ ニオケル ニホンゴ ノ ショソウ資料番号:000064461

パラオにおける日本語の諸相

サブタイトル
編著者名
今村 圭介 著/ロング ダニエル 著
出版者
ひつじ書房
出版年月
2019年(平成31年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
viii,222p
ISBN
9784894769533
NDC(分類)
810
請求記号
810/I44
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 本書の目的と背景
 
第2章 パラオにおける日本語使用の歴史的背景
日本統治への移行まで
日本統治によるパラオの社会変化
日本統治下の学校教育
日本統治下の練習生制度
日本統治終了後のパラオと日本
まとめ
 
第3章 パラオにおける日本語起源の地名
日本時代に作られた村など
ランドマークから転じた地域名
一般名称から転じた固有名称
パラオ地名の日本的呼称
まとめ
 
第4章 パラオ人に見られる日本の姓名
日本名使用の背景
現在のパラオにおける日本名の使用
パラオ人の日本名の特徴
まとめ
 
第5章 青年層パラオ人の日本語の特徴
青年層に対する調査概要
連体修飾
時制(テンス)
ノダ文
ニとデの混同
条件表現
音声的誤用
語彙的誤用
まとめ
 
第6章 戦前世代の残存日本語
調査及びインフォーマントについて
若年層話者と共通する特徴
文法の拡大用法
語彙の拡大用法
その他残存日本語としての特徴
残存日本語と若年層話者の日本語の比較
まとめ
 
第7章 戦前世代によるパラオ語の片仮名表記
調査の概要
旧植民地における片仮名使用
パラオ語の片仮名表記の特徴
研究書に見る片仮名表記との比較
まとめ
 
第8章 アンガウル島における準ピジン日本語
調査背景と分析観点
アンガウル日本語の歴史的・社会的背景
アンガウル島民の日本語の理解・産出傾向
Lの場合
Hの場合
アンガウル日本語の接触言語としての分類
まとめ
 
第9章 アンガウル州の公用語としての日本語
パラオ国、及び各州の憲法と公用語
憲法における言語に関する記述
アンガウル州憲法の社会言語的背景
まとめ
 
第10章 パラオ語における日本語借用語の特徴
日本語借用語の分析観点
日本語借用語の収集
言語景観に見る日本語借用語の定着
日本語借用語の音韻及び綴り
日本語借用語の意味変化
日本語借用語の文法的機能の変化
まとめ
 
第11章 日本語借用語の使用変化
調査概要
話者別の日本語借用語使用語数の変遷
カテゴリ別に見る日本語借用語の維持状況
日本語借用語使用の意味変化
まとめ
 
第12章 日本語借用語の音韻規則の変化
調査概要
有声後部歯茎摩擦・破擦音[ʤ]
有声歯茎摩擦音・破擦音[z],[ʣ]
無声歯茎破擦音[ts]
声門閉鎖音[ʔ]
歯茎鼻音[n]
声門摩擦音[h]、両唇(唇歯)摩擦音[ɸ]
長母音及び二重母音
その他
まとめ
 
第13章 旧南洋群島の諸語における日本語借用語との比較
比較の重要性及び方法
品詞別に見る日本語借用語の比較
戦後の変化に見る日本語借用語の比較
派生語に見る日本語借用語の比較
まとめ
 
第14章 総論
 
参考文献
付録 日本語借用語一覧
索引

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