図書目録ナゼ ニホン リクカイグン ワ トモ ニ タタカエナカッタ ノカ資料番号:000064434

なぜ日本陸海軍は共に戦えなかったのか

サブタイトル
光人社NF文庫 ふ1113 確執の根源に迫る
編著者名
藤井 非三四 著
出版者
潮書房光人新社
出版年月
2019年(平成31年)4月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
287p
ISBN
9784769831136
NDC(分類)
392.1
請求記号
392.1/F57
保管場所
閉架一般
内容注記
「なぜ日本陸海軍は共同して戦えなかったのか」(光人社 2010年刊)の改題、加筆、補正 主要参考文献: 巻末
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

 
余話と雑話―あとがきに代えて
序章にかえて 反省なき人たち
 
第一章 「陸の長州」「海の薩州」
遺恨三〇〇年、水と油の薩長/「海主・陸従」から「陸主・海従」へ/陸海で異なる兵制を採用/佐賀の乱と西南戦争の後遺症/フランス式からドイツ式兵制へ/軍令機関の整備と陸海軍の立場
 
第二章 日清、日露の両戦役
健全だった日清戦争時の統合作戦/世界をリードした上陸作戦/海軍が進めた水平運動/薄氷を踏む思いの勝利/陸の市ケ谷、海の江田島
 
第三章 軍備計画と大正軍縮
『帝国国防方針』の策定/数値目標の絶対化と朝鮮増師問題/壮大な八八艦隊構想/矮小化されたシーメンス事件/国際協調のもとでの海軍軍縮/自力更生を迫られた陸軍/海軍からはじまった昭和維新運動
 
第四章 ともに歩んだ戦争への道
事の起こりの満州事変/新たに生まれた四つの男爵家/無条約時代に突入した陸海軍/戦艦で陸軍部隊を急送/青島とハイフォンでの出来事/カネ、モノ、ヒトの配分
 
第五章 大勝利の裏に崩壊の芽
宝の山への渡洋作戦/語られるべき上陸作戦の実態/船舶を巡る深刻な陸海軍の対立/自前、平等にこだわる体質/共有されなかった情報
 
第六章 陸海軍の確執がもたらした壮大なる破綻
混乱したガ島戦後の対応/異なる陸海軍のドクトリン/アッツとキスカの明暗/孤立無援の島嶼防衛/形にならなかった逆上陸作戦/陸海軍統合の捷号作戦/訂正されなかった大誤報/レイテ決戦となった経緯/意思統一なき沖縄決戦/陸海軍統合への模索
 

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