杉並第七小学校五十年史
はじめに
序章 杉七小ができるまで―明治・大正期の阿佐ヶ谷
杉並のむかしの様子 明治・大正時代の小学校 関東大震災後の発展
第一章 杉七小の創立―関東大震災後の地域の発展の中で
杉並町の人口増と小学校の増築 設立認可と開校準備 杉七小学校の出発 創立当初の学校経営方針 初期の杉七小学校の様子
第二章 地域の発展と杉七小の拡充
教育内容の充実と施設・設備の整備 忠君愛国の精神の強調 通信簿・学籍簿に見る評価 実業専修学校の併設 学校経営方針の変化 参宮旅行・慰問袋発送など 子どもたちの勉強ぶりと進路指導 子どもの喜びと悲しみ
第三章 戦時教育体制下の杉七―小学校から国民学校へ
国民学校への改編 少年団の結成 「大東亜戦争」の勃発と軍事教育 戦時下の学校給食 路傍農園の開設 集団疎開の実施 もう一つの疎開「都立富津戦時疎開学園」の設置 空襲による校舎焼失 在日朝鮮人の子どもたちのこと
第四章 戦後教育改革と杉七小―新しい学校づくりをめざして
敗戦直後の杉七 軍国主義的・超国家主義的教育の排除 自由な雰囲気のなかで新しい教育を 六三制と社会科教育の出発 自由研究・クラブ活動など 学校給食の開始 生活教育の重視 PTAの発足と校地の拡張 作文教育の進展 多方面の教育実践 二教諭の殉職 二つ大きな研究
発表大会 立太子礼記念入選作文と一日記者の記
第五章 杉七小教育の発展―作文・理科教育など
教育政策の転換の下で 作文指導の実践 教科書にのった子どもの作品 杉七子ども郵便局の貯金 創立二十五周年のころ 理科研究の歩み 通信簿の変遷 経済高度成長期に向けて 激動の教育界
第六章 近年の杉七小教育
学区域の様子と施設・設備の充実 入試準備教育の強化とその是正 体力づくりと調和のとれた発達 杉二小から杉七小へ 難聴学級 六十年代から七十年代へ 杉七小たくましく生きよ
PTA略史
年表
校外学習の変遷
杉七の校地・校舎のうつりかわり
旧職員名簿
今日の杉並第七小学校
跋(野田作右衞門/磯村清)
杉七小創立五十周年記念事業協賛会関係者氏名
編集をおえて