図書目録ハイセンゴ ロン資料番号:000064403

敗戦後論

サブタイトル
ちくま学芸文庫;カ-38-1
編著者名
加藤 典洋 著者
出版者
筑摩書房
出版年月
2015年(平成27年)7月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
381p
ISBN
NDC(分類)
304
請求記号
304/Ka86
保管場所
閉架一般
内容注記
講談社 1997年刊の再刊
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

敗戦後論

Ⅰ 戦後の起源
 1 極東の敗戦国にて
 2 湾岸戦争関連文献
 3 原点の汚れ
Ⅱ ねじれと隠蔽
 1 初期の挿話
 2 『世界』の宮廷革命
 3 「戦争文学」VS「無頼派」
Ⅲ 分裂の諸相
 1 ジキル氏とハイド氏
 2 二様の死者
Ⅳ よごれ―大岡昇平を想起する
 1 一九六一年の転換
 2 よごれしょぼたれた日の丸
 3 一九七一年の選択

戦後後論

はじめに
Ⅰ 太宰治と戦後
 1 政治と文学
 2 芸術的抵抗への抵抗
 3 坂口・石川 VS 太宰
 4 「薄明」
Ⅱ 文学とは何か
 1 思想としての文学
 2 誤りうるものの意味の根源
 3 盲目と全円
 4 「内在」と「超越」
Ⅲ 戦後以後
 1 「ノン・モラル」の感触
 2 太宰 VS J・D・サリンジャー
 3 意識と、身体的なもの
 4 正しいことと誤りうること
 5 不可疑性と可誤性

語り口の問題
 1 ハンナ・アーレント
 2 素描―戦後の歪み
 3 『イェルサレムのアイヒマン』
 4 共同性と公共性―ショーレムとアーレントの論争
 5 「語り口」とは何か
 6 私の領域
 7 共同性を破るもの


あとがき
ちくま文庫版あとがき
ちくま学芸文庫版によせて

ちくま文庫版解説 卑しい街の騎士(内田樹)
ちま学芸文庫版解説 一九九五年という時代と「敗戦後論」(伊東祐吏)

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