ミンダナオ島敗残記

序文
　
貴重な反戦記録
　
はじめに
　
二度目の赤紙
部隊編成
門司出港
　
思い出
北支から帰って
統制経済へ
戦時態勢の強化
宣戦布告
　
カガヤン地区で
塩とり
ギナマス
タンコン塩汁
椰子
あひると豚のおとし穴
最初の空襲
　
デルモンテ地区で
生きていた戦死者
大とかげ
雷魚
キャッサバの餅
パインアップルと狙撃兵
P38の機銃掃射
猿の子
最後の女性?
　
バレンシアへの移動
鷲部隊への転勤
山の中へ逃げる
　
逃げ去った師団長
軍機電報
訓示の書きおき
ミイラとりがミイラに
生きていた師団長
　
ジャングルを行く
吸血鬼野蛭（のびる）
マラリヤと栄養失調
土民の襲撃
将校の暴力
ジャングルの中の食べもの
副官の戦死
　
わかっていた(?)無条件降伏
副官らの遺骨収集
マテンボス部落とマヌボー族
マテンボスからの引揚げ
バッタの大群
投降
　
捕虜となって
レイテ島捕虜収容所へ
たばことビール
白人兵と黒人兵の差別
罐詰の選別と海中投棄
なぐられた准尉
のど自慢大会
　
内地への送還
　
浦賀へ上陸―まだ残っていた軍人―
　
あとがき