橋の上の男
- サブタイトル
- 広島と長崎の日記
- 編著者名
- アンデルス ギュンター 著/篠原 正瑛 訳
- 出版者
- 朝日新聞社
- 出版年月
- 1960年(昭和35年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 269p
- ISBN
- NDC(分類)
- 945
- 請求記号
- 945/A46
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
日本の読者のために
著者のまえがき
日本への空の旅
北極の空から グリーンランドの上空 エラスミール島の上空
北極に最も近い地点 北氷用 氷海とパリ―諸島 ボーフォート海の上空
氷のほかに何も見えない 依然としてボーフォート海
アラスカの上空 太平洋の空を行く
東京
破壊された”日本の”都市 原子力時代の道徳綱領
良心のある人とは ある成人学校での公演から
京都
おばあさんと腕を組む きのうの哲学者、きょうの哲学者
琵琶湖に遊ぶ
東京
支配者たちへの道徳的欲求
焼津
久保山さんのお母さん 食べものの哲学 場所がらわきまえぬ詩の朗読
東京
犠牲不可避論のうわさ 夜の断想 翻訳に適した話し方
原水爆の脅威と国民の主権 無神論とマルクシズム 戸まどうわたしの提案 日本の哲学者と語る
わたしは空想家か ”モラル”提案の採択
広島
広島行きの列車の中で 復興とは破壊の破壊である
ゼロの日、八月六日 下手人の花環はない 橋の上の男
大量殺りくへつづく橋 人間が作ったものの制御
認められない戦争犠牲者 今日の恥じらい
新しい広島の住民 けばらわしい”きれいな爆弾”
真理をよそおったウソ 古きよきヨーロッパの落し子
ニヒリズムの現況 被爆者にきく 明日の世界のできごと
海を渡った声の群れ まっ殺された絶滅への思い出
病院訪問 患者は訴えない 死をもって警告する患者 市長の招待会
長崎
広島・長崎間の食堂車 卒倒しないように努力
”明日の敵”への威かく 押しボタン一つで ”恥じらい”論争
ふたりの原爆症婦人 天主堂の跡 無意味な記念碑
おそろしい記念像 行事のクライマックス 惨劇記念日・八月九日
ノイローゼ患者 溶解したビールビンと人の手 雲仙で休息
東京
東京へ帰る列車の中で 人をたぶらかす工作 ”万有の終わり”ととりくむ
かれらはここまできた こっけいな通訳の手続き 議長席の一片のカワラ
宗教的中立の立場
帰国の途へ
バンコックに向かう 同乗したデンマークの医者
救いようのない固定観念 美しいスチュワーデス
自由世界のなれの果て ”わが家” 寺町を迷い歩く
物語”まちがった返事” ローマに近づく
はるかなるあこがれ 廃墟に思う”橋の上の男”
訳者のあとがき
装幀 高橋錦吉
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