図書キリキリ シャン000064318
きりきり・しゃん
サブタイトル1~10
戦前~戦後を生き抜いた母子の物語
編著者名
伊藤 誠二 著
出版者
桂書房
出版年月
2003年(平成15年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
348p
ISBN
NDC(分類)
913
請求記号
913/I89
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次
序章 危篤を乗り越えて
第1章 出生の秘密
貧乏暇なし
一箱のりんご
貰(もら)い湯の夜
出生の秘密
第2章 生家の没落
美緒の青春
初産・難産・死産
父の乱心
冨樫家の没落
第3章 稼がねば飯(まま)かんね
母を尋ねて
交換条件
二人だけの秘密
東京への出奔
第4章 充実した日々
古着商いで再出発
嫌な臭い
晴れやかな一年生
この〝腰抜け侍〟
ひ弱な子供
宣ちゃんをヨロシクね
初めてのご対面
花も嵐も踏み越えて
〝便所掃除大臣〟
母の〝性教育〟
消えた自転車
二人の家庭教師
第5章 感じやすい年頃
母のもう一つの願い
宣治の改姓
衣料の点数切符制
目指すは「海軍兵学校」
勤労奉仕とホームシック
「動員命令」で飛行場建設へ
ああ紅の血は燃ゆる
母との一夜
若旦那の手紙
さすらいの青春
ある出会い
グラマンと浜木綿(はまゆう)
第6章 母の下り坂
終戦と、とまどい
運命の頂点
好事魔多し
あと一年の命
読まれた日記
山形師範学校入学
母と子の往復書簡
宣治の反抗期
悪いごどだばすんな
いよいよ学費がピンチ
母の人となり
宣治の失望
一縷(いちる)の望み
揺れる母の心・子の心
落ち着かない春休み
別れても、別れても
ハハキトクスグ カエレ
終章 孤独からの出発
母との別れ
渡る世間の顔
春の芽生え
〝香典〟と共に船出
あとがき
引用参考図書・資料目録