陸軍戦略の先駆者小川又次

はじめに
　
第一章　日露戦争に「今謙信」出陣
勅語
クロキの軍
金州城夜襲
南山の攻防戦
遼陽へ前進
戦傷
　
第二章　「幕府軍戦略」誤まれり
奇兵隊との激闘
江川塾
小倉城炎上
兵学寮青年学舎
　
第三章　西南の役で頭角を現わす
神風連の乱
鉄火の熊本城
伝令・谷村計介
囲みを破る
九州転戦
商人、藤田・大倉・三菱
　
第四章　白熱するメッケルとの戦術論争
清国視察
陸軍大学校とメッケル少佐
激論・小川対メッケル
児玉源太郎との現地戦術
沿海防備と軍路整備
　
第五章　明治の国防論争
大演習審判官
小沢中将免官事件
国会内外での国防論争
謙信流七芝居
陸軍鉄道の祖　大澤界雄
　
第六章　山県第一軍の参謀長
外交、兵事を導く
参謀長と参謀副長
従軍画家と従軍記者
海城の苦戦
田庄台の戦い
　
第七章　第四師団長として
大阪名物八連隊
楠木兵法
立見尚文中将の苦悩
ロシア陸相クロパトキン来日
　
あとがき（終章にかえて）
主要参照文献