焼け跡の青春・佐々淳行
- サブタイトル
- ぼくの昭和20年代史
- 編著者名
- 佐々 淳行 著
- 出版者
- 文藝春秋
- 出版年月
- 2003年(平成15年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 285p
- ISBN
- 416365240X
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Sa82
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 本書関連事項年表: p282-285
- 昭和館デジタルアーカイブ
まえがき
序章 大日本帝国が死んだ日 勤労動員中に迎えた昭和二十年八月十五日
終戦の日
第一章 焼野ヶ原の東京 配給一人二合一勺 父と二人の耐乏生活
食糧を背負って自宅へ
マッカーサー厚木へ降り立つ
秩序正しい降伏
天皇人間宣言
日本刀は米軍に渡すな
第二章 飢餓・狂気・堕落 すさみきった世相に凄惨、悲惨な事件続発
焼け跡グラフィティー
乏しい娯楽―カストリ雑誌
新円切換えの大騒動
ヒーロー双葉山の悲劇
飢餓地獄の東京
飢餓の狂気
殺人鬼小平義雄
第三国人とヤクザ
第三章 耐乏生活の日々 空気銃で野鳥狩り 蛋白質を補う
焼け跡派の悲しい生活習慣
敗戦直後の世田谷野沢
「猟人日記」
空気銃でのネズミ狩り
洋館の接収、白ペンキの街
腕時計物語
第四章 吹き荒れる大改革の嵐 朝日新聞を辞職した父は参議院議員となる
公職追放(パージ)の嵐
新憲法制定
成蹊の荒廃ぶり
ブレークニー弁護士と作家ゴルバートフ
父の政界入り
初の熊本旅行
熊本女の魅惑
第五章 父の死 帝銀事件と東京裁判の昭和二十三年に父死す
帝銀事件発生
入閣要請を四度断る
アトリエの裸婦
父の闘病―そして死
昭電疑獄と極東軍事裁判
第六章 束の間の「青春謳歌」 同級生と鎌倉の夏の海を謳歌するが、肋膜炎を患う
鎌倉での〝居候合宿〟
高飛込みに挑戦
乾性肋膜炎に悩む
成蹊最後の記念祭委員長
多士済々の同期たち
第七章 「背水の陣」の東大受験 旧制東大法学部受験のため勉強に打ち込む
昭和二十四年の10大ニュース
東大一本で勝負
「M検」て知ってますか?
亡き恩師との約束を守る
革命の地鳴り
全面講和か、単独講和か
リクルートの前身・東大〝アルタイ〟
砂を嚙む思いの学生食堂
憲法と条約は同格である!!
初めての五月祭
第八章 朝鮮戦争勃発 昭和二十五年、束の間の平和から世情は一気に乱れた
再びの戦争
安仁との不思議な友情
心なごむ聖書読書会
江ノ島・茅ヶ崎の夏
NHK放送討論会を牛耳る
悪化した治安情勢
暴力五月祭に「警備隊出動」
各界指導者たちと会う
インテリやくざの武勇伝
第九章 志を立て警察へ 良好な治安は最大の福祉という信念をもって決断
テレビ時代の幕開け
留年を決意
禅寺ごもりで警察三級職も突破
大揺れの日本警察へ
「武士ハ食ワネド高楊枝」
ヘラクレスの選択
終章 ローアリング・トゥエンティーズ・昭和 国際共産主義の革命闘争に隔世の感あり
あとがき
年表
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