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近代日本と国際文化交流

サブタイトル1~10
国際文化振興会の創設と展開 International cultural relations and modern Japan history of Kokusai Bunka Shinkokai 1934-45
編著者名
芝崎 厚士 著
出版者
有信堂高文社
出版年月
1999年(平成11年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
x,230,xxp,挿図
ISBN
9784842055336
NDC(分類)
319
請求記号
319/Sh17
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき
凡例
 
第一章 緒論
課題
方法
日本の国際文化交流史にとっての一九三〇年代
 
第二章 創設前史―「文化的使命」と「国民外交」
連盟主義者の国際主義
関係者の対支文化事業観
「文化的使命」の二面性
 
第三章 誕生―「国際文化事業局」から国際文化振興会へ
対外文化政策の構想
国際文化振興会の創設
国際文化振興会の人事、事業内容、理念
 
第四章 草創期―「国際文化事業」の模索
一九三四―三七年
予算・組織の展開
本格的な事業展開の模索
国際文化振興会に対する期待と反発
 
第五章 日中戦争期―「国際文化事業」から「対外文化事業」へ
一九三七―四一年
予算・組織の展開
「第二の満州事変」としての日中戦争
戦局の深化と国際文化事業
 
第六章 太平洋戦争下―「対外文化事業」から「大東亜文化事業」へ
一九四一―四五年
予算・組織の展開
「下請け」的事業と対タイ、仏印向け事業
「大東亜共栄圏」と国際文化事業
 
第七章 戦後の「反省」―「国際文化事業」の復活から「国際文化交流」へ
組織の再編と活動の再開
戦後の「反省」と戦後構想
その後の展開
 
第八章 結論
国際文化振興会の性格の変化
戦前日本の「国際文化事業」の歴史的性格
「国民国家時代の文化交流」の歴史的特質
 
あとがき
参考文献
 
図1-1 戦前期のヒト・モノ・カネ・情報の移動の大まかな傾向
表1-1 ジャパン・ツーリスト・ビューローの切符発売人数
図3-1 三枝茂智の「日本学」構想
表4-1 国際文化振興会の予算内訳:収入の部(昭和九~一二年度)
表4-2 外務省予算の総額と国際文化事業費の割合(昭和九年~一五年度)
表4-3 外務省文化事業部第三課の予算内訳
表5-1 国際文化振興会の予算内訳:収入の部(昭和一三~一六年度)
表5-2 日中戦争期の国際文化振興会の主要人事
図5-1 国際文化振興会の機構および人員配置
表5-3 「対外文化工作に関する協議会」の対象国と参加者
図5-2 国際文化振興会の発送物(出版物、幻燈板、蓄音機レコード)の総数と内訳
表6-1 国際文化振興会の予算内訳:収入の部(昭和一七~二〇年度)
表6-2 太平洋戦争下の国際文化振興会の主要人事
表7-1 「KBS友の会」参加者
表8-1 国際文化振興会の性格の変化
図8-1 国際文化振興会の仕事表
図8-2 国際文化振興会の典型的な事業パターン
図8-3 国際文化振興会における「東西文化の融合」の概念構成