保健國策と醫藥制度
- サブタイトル
- 編著者名
- 清水 留三郎 著
- 出版者
- 婦人往來社
- 出版年月
- 1938年(昭和13年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 337, 143p
- ISBN
- NDC(分類)
- 364.4
- 請求記号
- 364.4/Sh49
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 附録: 衆議院に於る醫藥問題質疑應答
- 昭和館デジタルアーカイブ
總説
健康問題
日本人の死亡率と壽命
受檢壯丁の體格低下に就て
國家の進展と人口增殖問題
體位向上と民族優生保護
保健衞生機構と其の統一
保健思想を一般に普及せよ
衞生施設を速に徹底せよ
保健所組織の統一と其の擴充
健康增進とスポーツとの關係
疾病豫防と病勢調査に就て
白米食の缺陷と其の對策
食物の滋養と適應性に就て
醫師制度
開業醫制度の改正問題
醫師養成敎育を一新せよ
醫療機關の都市偏重に就て
無醫町村の由來と其の對策
醫師の行爲は仁術か營利か
醫師の營業化と課税問題
醫療救護と濟生會の事業
醫療機關の一部國營論
日赤病院の使命と其の活用
非醫師の治療行爲を限定せよ
社會保險
醫療に伴ふ經濟問題の解決
疾病保險と各國の立法令
健康保險の内容改善に就て
國民健康保險法の内容
國民健康保險の經費に就て
健康保險事務を町村に一任すべきか
强制加入か任意加入か
一部負擔制度と差額徴收の問題
醫師會との團體契約檢討
國民健康保險と自治の精神
醫療内容低下の防止に就て
醫療利用組合の代行問題
產業組合と醫師會との協定
產業組合と醫療利用組合
醫藥分業
醫藥分業を繞る賛否兩論
醫藥分業と各國の立法令
醫藥分業の法律的解釋
敎育上より觀たる醫學と藥學
誤診誤藥の防止と醫藥分業
調劑行爲の違法と其の取締
强制分業か任意分業か
醫師藥劑師の相剋を緩和せよ
處方箋交付と處方箋料の問題
國定藥價令の制定に就て
賣藥制度
賣藥の製造配合と其の取締
賣藥の販賣と行商人の問題
新藥新製劑賣藥部外品に就て
賣藥の虚僞誇大廣告と其の取締
賣藥の定價勵行と濫賣矯正
賣藥内容公示の可否
賣藥に對する課税改廢の沿革
賣藥課税問題の檢討
產業組合と商工業者との相剋
全購聯賣藥と公營賣藥とに就て
國民健康保險と賣藥給付の問題
製藥事業の國家管理に就て
賣藥の移輸出奨勵に就て
賣藥の法規統一と關税協定
附錄
國民健康保險法案質疑應答(第七十回帝國議會衆議院本會識)
國民健康保險の根幹をなす、醫療給付の問題に就て
醫療を合理化するには、診察は醫師に調劑は藥劑師に
政府の建前は任意分業、分業の障碍は處方箋料
開業醫に嘱託する方針か、專屬醫を置かしむる考へか
日本醫師會との團體契約を、締結する考なりや
醫師藥劑師賣藥業者の、失業問題に就ての對策如何
全購聯の賣藥製造販賣は、中小商工業者壓迫でないか
社會立法の制度として、金持階級を除外するや否や
醫療利用組合の代行は、赤字組合救濟に陷る恐れなきや
醫療國營問題と、製藥國家管理の問題
醫藥分業は强制せずと、團體契約は組合の自治に
組合に賣藥を給付させない、時勢の進歩に善處せよと
醫療利用組合救濟でない、サラリーマン保險は調査中
醫療全般の根本策研究、全購聯は賣藥を製造せずと
本案は段々改悪された、富豪を包含した理由
國民健康保險法案質疑應答(第七十三回帝國議會衆議院特別委員會)
事變中並に事變後の、保健の根本對策如何
醫藥制度の調査會と、公衆衞生院の問題
體力管理の制度に就ては、臺帳を作り健康の指針とす
保健所と健康相談所との、合併並に其の擴充の問題
傷痍軍人の治療問題と、帝國傷兵保護院の設置
開業醫制度の缺陷と、醫師法改正の問題
醫學敎育の根本問題と、法科萬能の幣風打破
健康保險に二つの流れ、一はドイツ流一はデンマーク流
健康保險には豫診制度、家族包含も必要
專屬醫を置いた場合の、政府の見解を承りたい
組合の自治に一任するが、唯廣い範圍で醫師の選擇を
代行は醫療利用組合と、漁業組合中にも一二ある
組合の賣藥給付禁止は、規約例中に於て明記する
國民健康保險の醫療費は、輕減すべきが當然である
賣藥給付禁止の法文化は、立法技術上困難の爲めか
法律の改正は法律でする、曖昧な彈力性は却て危險
健康保險に關する質問書及答辯書(第五十六回帝國議會衆議院)
賣藥制度に關する再質問書及答辯書(第七十三回帝國議會衆議院)
全購聯賣藥に關する質問書及答辯書(第七十三回帝國議會衆議院)
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