日本帝国の膨張・崩壊と満蒙開拓団
- サブタイトル
- 編著者名
- 細谷 亨 著
- 出版者
- 有志舎
- 出版年月
- 2019年(平成31年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- x,320,3p,挿図,地図
- ISBN
- 9784908672279
- NDC(分類)
- 334
- 請求記号
- 334/H95
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 いまなぜ満蒙開拓団を問うのか
満蒙開拓団の歴史と現在―地域からの問い直し―
先行研究と本書の課題
分析対象と本書の構成
第一章 全国一の送出地域―長野県下伊那郡川路村―
はじめに
川路村経済更生運動
満洲移民の社会的基盤
分村移民の送出と残留家族問題
おわりに
第二章 模範村の分村運営―山形県西村山郡高松村―
はじめに
分村移民の母村と社会的基盤
阿城高柴開拓団の経営と生活
書簡にみる分村移民の意識
おわりに
第三章 分村計画の帰趨―長野県諏訪郡富士見村―
はじめに
分村移民の母村と移民計画
分村移民の社会的基盤
分村移民送出後の母村
おわりに
第四章 強行された「北満」入植―新潟県中魚沼地方―
はじめに
満洲移民と新潟県
「日生共栄開拓団」の送出
現地生活と開拓団・母村
おわりに
「くじ引き」で移住者を決めた村―高知県幡多地方―
第五章 「民族協和」の位相―満蒙開拓団と現地住民―
はじめに
協和会と日本人移民
満洲移民政策の展開と「民族協和」
日本人開拓民の現地住民観
おわりに
関東憲兵隊文書にみる異民族支配の内実
第六章 中国側は満蒙開拓団をどうみたか―中国各地で刊行された雑誌・評論を手がかりに―
はじめに
史料の性格
満洲移民に対する中国側の反応
おわりに
第七章 帰ってきた村の人びと―長野県下伊那郡川路村―
はじめに
敗戦後の引揚者問題と救済事業の展開
生活保護法による引揚者救済
満洲開拓引揚者の帰農と農地改革
おわりに
終章 地域における国策移民の展開と帰結
分村移民指導者の「戦後史」
日本帝国の膨張・総力戦と村の動員
開拓団の入植と満洲/中国東北支配
帝国崩壊後の引揚者と地域・戦後日本社会
参考文献
あとがき
索引
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