図書カイセン000063863
開戦
サブタイトル1~10
道新選書 28 大本営陸軍部・道産子幕僚たちの苦悩
編著者名
平沢 是曠 著
出版者
北海道新聞社
出版年月
1993年(平成5年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
277p
ISBN
4893639471
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/H67
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次
はじめに
第一章 北の大地に生を受ける
原野の子
軍人への道
第二章 歴史の軌跡の上に
二・二六事件と田中新一・有末精三・真田穣一郎
盧溝橋事件と田中新一
三国同盟と有末精三
ノモンハン事件と有末次
阿部内閣の成立と有末精三
第三章 欧州の新情勢
田中新一の戦略観
南方問題の台頭
第四章 日本の進路と南方施策
歴史の舞台に再び立った男たち
「支那事変処理要綱」と田中、有末次
泰・仏印紛争に陸軍動き出す
紛争調停にいらだつ陸軍
新国策の模索
第五章 日米交渉
日ソ中立条約にそれぞれの思惑
「日米了解案」と真田の疑心
独ソ開戦―有末次の困惑
田中の北進論
ヒットラー誤れり―真田のつぶやき
関東軍特別大演習―田中と真田の激突
南部仏領印度支那進駐
第六章 太平洋戦争への道
避け難き百年戦争
煩悶する幕僚たち
「戦争決意」と有末次の自問自答
歴史的な「帝国国策遂行要領」の決定
九月六日の御前会議
「外交ノ目途ナシ」―東条と田中の決断
近衛内閣総辞職
第七章 「ヒノデ」ハ「ヤマガタ」トス
東条内閣の登場
「陸相ニ節操アリヤ」―高ぶる有末次
最後の外交交渉案と田中の不満
ハル・ノート
「聖慮ヲ安ンジ奉ラン」
奇襲
終章 戦い、そして敗れた―その後の幕僚たち
敗戦への転落
戦い終えて
主な参考文献
おわりに