南十字にかける
- サブタイトル
- ある学徒兵の記
- 編著者名
- 横川 千陰 著
- 出版者
- 横川千陰
- 出版年月
- 1979年(昭和54年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 312p :: 図版 [8] 枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Y76
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序文(片岡仁左衛門)
一 学徒入隊、初年兵の日々
東部五十部隊で鍛錬
幹部候補生に合格
故郷の山河をあとに
初年兵の日記
二 士官候補生の訓練
豊橋第一予備士官学校へ
緊張の連続、血判の誓い
高師、天伯の原で演習
諜報部員を内命
内務もまた厳しく
南方軍転属のため博多へ
三 シンガポールへ船出
輸送船に乗りこむ
護衛艦が対潜警戒
敵潜に襲われて退避
大荒れの玄海灘
第二の難関・台湾海峡
敵潜水艦と夜戦
島かげに多数のジャンク
暑い、誕生日も無事
敵潜水艦とアベック
ベトナム沖で明治節
サイゴンでひと休み
再び南支那海を南下
四 シンガポールに到着
多様な人種にびっくり
シンガポール港で衛兵
第一報を家郷へ
叔父と感激の対面
四エチール中毒が続発
街のインド娘
マレー縦貫線の旅
五 シルサの教育隊
森の町・ポートディクソン
猛烈な訓練はじまる
マライからの手紙
夜道をかけ足行進
宿泊行軍でへとへと
卒業前のストーム
なまくらな住民たち
海岸の干満を調査
千人の将校が誕生
ジャングルを探訪
土人のかくし女?
浜の演芸慰安会
次々と戦友が出陣
貨車でタイに向かう
船はダメ、再び陸路
六 バンコックに駐留
美しい王城、自由な生活
参謀部渉外班に転出
中村閣下に代表して申告
なれるまでひと苦労
親切な周りの人々
偕行社の日本女性
お手伝いさん・アヤ
タイ政府との定例会議
宴会で女性を指し図
連絡事務局と将校会議
当番兵と現地人コック
七 ビルマの敗色と〝終戦〟
敵の宣伝ビラ盛ん
活をいれる辻参謀
無条件降伏をキャッチ
武内さんの英知と玉音放送
相つぐ日本兵の逃亡
屈辱的な降伏命令
浜田中将の自殺
オランダ兵の暴挙
捕われていく渉外班将校たち
慰安婦を引きとる
八 英軍司令部に転属
わが心の〝ニッポフ日誌〟
暑さボケ防ぎに水浴続ける
目の回る忙しさ
松本大尉とローザ嬢
まことに紳士的な英軍
肩だき合う街の男女
忍耐、そして慎重に
許された朝の散歩
忠実な雇兵・グルカ族
失敗をくり返しお目玉
内地帰還と逃亡兵
帰還業務に協力要請
引き揚げを見送る
身辺の調査を受ける
懐かしい父の便り
内地の新聞を入手
九 懐かしの故国へ
事務を引き継ぎ移転
復員許可、幸せな航海
激戦の跡、沖縄の海
再び日本の土を踏む
十 「一八会」のなかま
戦没学徒の慰霊法要
善光寺でも大法要
各県ごとに地区例会
軍神・亡き友を偲ぶ ―思い出の記―
鹿野さんとビルマ戦線へ(風間辰夫)
人間魚雷の三宅と林(横川千陰)
どうしたんだ田尻少尉(越崎栄作)
故松岡欣平の日記集から
私たちの軍歌集
あとがき
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