雪国の神話

第一章　この人を見よ
源紫郎という男
第二師団の登板
米軍、九回裏の猛攻
古武士と農民兵
新戦場の初夜
参謀と天皇
勇将、ナゾの一言
命まかせの地図
夜討ちの世界記録
男は断行するんだよ
　
第二章　チャンピオン
雪の下の美徳
処女のいない村
キツネと雪国牛
意外な命令
徴笑と反乱
ジンギスカンの平原
壮観、ソ連戦車団
中ソ国境の石
戦争チャンピオン
　
第三章　史劇ガダルカナル
あせりと怒り
大夜襲の火ぶた切る
生きていた白虎隊
突撃前の兵の顔
恐ろしい敵のワナ
朕（チン）は大元帥なるぞ
おれは不動様かいな
立ち歩きの将校
危い！君は伏せろ
まぼろしの雪国兵
三代の名作〝軍旗〟
ロシア皇帝、顔負け
第二師団弱兵論
　
第四章　決闘譜
戦場に情は無用
不世出の名部隊長
補給、細まるばかり
青年将校の怒り
米ドロボーは殺せ
敵陣見て、くやし涙
源紫郎の部下たち
焼け枯葉の一枚
マラリア狂死曲
　
第五章　地上最大の残酷
餓島の一月一日
ガイ骨は戦う
驚くべき決戦
みんな、死のうぞ
朕（チン）これを賞す
暗夜の星の下に
誇り高く、人むなし
資料
三人の将校の日記〝魔の十二月〟
ガダルカナル島将兵戦死者名簿
索引