戦争映画の社会学
- サブタイトル
- 戦争社会学研究 Vol.2
- 編著者名
- 戦争社会学研究会 編
- 出版者
- みずき書林
- 出版年月
- 2018年(平成30年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 303p, 挿図
- ISBN
- 9784909710024
- NDC(分類)
- 391.1
- 請求記号
- 391.1/Se73/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
特集1 「戦争映画の社会学」①―『野火』の戦争社会学
『野火』の戦争社会学―特集企画について(山本昭宏)
戦争映画の社会学のために―塚本版映画『野火』を題材として(野上元)
「野火」に映る戦後―「難死」と「嘲笑」の後景化(福間良明)
『野火』の戦争社会学のために(成田龍一)
『野火』にみる武蔵野の風景とフィリピンのゲリラ(青木深)
人肉食が起こりうる世界を物語るということ―ふたつの映画版『野火』における宗教的要素の扱いをめぐって(松下優一)
特集1 「戦争映画の社会学」②―戦争娯楽映画の系譜
「戦争映画」の拡大領域―小特集をめぐって(山本昭宏)
戦争娯楽映画を読み解く―山本五十六作品を比較する(好井裕明)
『宇宙戦艦ヤマト』から『君の名は。』へ―美少女が象徴する戦うアニメの系譜とその論理(足立加勇)
戦争遺産へのまなざし―アニメーション映画『この世界の片隅に』を事例に(濱田武士)
特集2 旧戦地に残されたもの
旧戦地に残されたもの―特集のねらいと補助線(西村明)
遺骨収集の「再開」と戦友会―東部ニューギニア戦友会の活動を中心として(中山郁)
旧帝国圏における日本人戦没者の遺骨処理問題―「国の責務/責任」に関する歴史的考察(浜井和史)
太平洋戦争期のマーシャル諸島での朝鮮人軍属(趙誠倫)
「戦争の記憶」の状態―太平洋諸島における対立と連携に関する省察(キース・L・カマチョ)
投稿論文
日本占領期ジャワにおける占領統治と衛生の確立(小林和夫)
書評
戦争社会学の地平をめぐって 『戦争社会学―理論・大衆社会・表象文化』(若林幹夫)
戦争の「神話化」と「平凡化」をジェンダー化する 『「戦争体験」とジェンダー:アメリカ在郷軍人会の第一次世界大戦戦場巡礼を読み解く』(南川文里)
「被害者」の資料をいかに扱うか 『「慰安婦」問題の言説空間』(加島卓)
脱植民地化・脱軍事化のための歴史叙述に向けて 『戦禍を記念する―グアム・サイパンの歴史と記憶』(長島怜央)
国家は死を管理できるか 『記憶と追悼の宗教社会学』(荻野昌弘)
編集後記(西村明)
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