日本航空一期生

プロローグ
　
第一章　創業前夜　占領下で
エアガールに　CIEの職員を経て／家計のために　陸軍士官学校校長の娘／航空禁止／航空保安部／外資か国内資本か　白洲次郎の動き／日本航空創立事務所
　
第二章　日本航空創立　旅行会社のような民間会社
畳敷きの社長室／狭き門／プラモデルに魅せられて／高射砲連隊から／スチュワーデスの制服／「金星号」の試験飛行／飛行機を持てない航空会社／国内線第一便／航空士官学校から、ランプ・クルーとして／東大航空研究所の廃止で／航空保安部から／急がぬ旅は日航で、日航は欠航
　
第三章　「もく星号」事件から自主運航へ
「もく星号」事件／事故の真相／サクラ・フライト／外資か否か　白洲次郎のもくろみ／ネバー・ハップン／年とったボーイさん／東洋一の整備　日本航空整備株式会社設立
　
第四章　ナショナル・フラッグ・キャリアとして
一人前の航空会社へ／中学教諭からCIE図書館を経て／国際線第一便／コンプリート・オーバーホール／現場重視／伊丹空港で飛行機を見て―長男芳郎の場合／地球儀を示されて―三男俊介の場合／臆病者と言われる勇気をもて／鶴丸誕生／鶴丸、世界へ／聖火号／会葬
　
あとがき
文庫版あとがき
参考文献