図書クメジマ ノ センソウ000063686

久米島の戦争

サブタイトル1~10
編著者名
久米島の戦争を記録する会 著者/徳田 球美子 編著/島袋 由美子 編著
出版者
なんよう文庫
出版年月
2011年(平成23年)8月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
197p
ISBN
9784904832110
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/Ku37
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献あり
和書
目次

はじめに
1 日本軍による住民虐殺
証言1 谷川一家虐殺事件(牧志義秀)
証言2 仲村渠明勇さんは久米島を救った(喜久永米正)
証言3 激怒した鹿山隊長抜刀し威嚇(本永昌健)
証言4 少年兵はがたがた震えていた(上江洲義一)
証言5 山の兵隊が武装解除に行く(山里昌朝)
証言6 鹿山のビンタを張った(東江芳隆)
※無抵抗主義を貫いた吉浜智改氏
コラム「『警防日誌』の余白から」

2 艦砲射撃・突撃
証言1 一番最初に艦砲を受けた久米島(手登根順信)
証言2 上田森での空襲(与那永昌)
証言3 空襲がはげしくなったので(盛吉秀雄)
証言4 アーラの空襲(崎村貞子)
証言5 撃たれる者は靴をも掴む(山里桂石)

3 国民総動員、教育体制
証言1 各字当番で山の見張所から監視?(仲宗根政徳)
証言2 アダンの葉で学校の屋根を偽装(本永昌健)
証言3 通達でツルハシ、モッコを持参(譜久里広貞)
証言4 壕掘り作業は、各戸から一人ずつ(譜久里藤江)
コラム「面従腹背」

4 飛行場、陣地構築と徴用
証言1 水は貴重品だとわかった(仲宗根政徳)
証言2 鉄の暴風に追われる(与那永昌)
証言3 脱出を試み半殺しに(上江洲仁芳)
証言4 食事は麦飯と味噌汁だけ(吉村昌之)
コラム「流言蜚語」

5 離島残置諜報員
証言1 家族と同じウムニー食べた(山里タキ)
証言2 重い荷物を運んだ(豊見山秀夫)
※山里桂石さんの手紙
※粟国島からきた佐々木先生との交流
コラム「食糧供出」

6 住民の避難状況
証言1 終戦間際の避難状況(手登根順勇)
コラム「ハブ毒、リュウマチ制す」
証言2 久米島における戦記(上江洲智資(均))
コラム「日米交換船でペルーから帰国―保久村家の戦争体験」
コラム「一家9人を失う―中村家(旧姓當原)の戦争―」
※『久米島の戦争』を記録して①―久米島字山里、半径500㍍内でいろいろなことが起きた―(徳田球美子)
※『久米島の戦争』を記録して②―私は6歳のスパイ容疑者―(島袋由美子)

資料編
※アメリカ軍の久米島上陸と久米島の住民

久米島戦跡マップ
1 ヤジヤーガマ
2 鹿山隊の壕群と兵舎跡
3 鹿山隊の壕群南側(上江洲の池ヤマダバル側)
4 ウフグシクチジ(大城頂)
5 痛恨の碑
6 上田森の監視所跡
7 西銘モートンダの壕
8 兼城の海食洞
9 比嘉の一本松の住民避難壕
10 喜久村家の防空壕

年表 久米島の沖縄戦
刻銘碑
なぜ、この記録をまとめようと思い立ったのか