図書目録ニッポン ノ オリンピック資料番号:000063622

〈ニッポン〉のオリンピック

サブタイトル
日本はオリンピズムとどう向き合ってきたのか
編著者名
小路田 泰直 編著/井上 洋一 編著/石坂 友司 編著
出版者
青弓社
出版年月
2018年(平成30年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
259p
ISBN
NDC(分類)
780.69
請求記号
780/Ko39
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 オリンピズムを問うことの現代的意義(井上洋一)
 1 オリンピックそしてオリンピズムを考える
 2 オリンピズムの現代的意義

第1部 オリンピズム誕生と創始者クーベルタンの夢

第1章 近代オリンピックの創出とクーベルタンのオリンピズム(和田浩一)
 1 オリンピックの仕組みとクーベルタン
 2 クーベルタンの思想形成過程
 3 近代オリンピックの創出
 4 誤解され続けたオリンピズム
 5 「知の飛翔」とオリンピズム

第2章 クーベルタンのオリンピズムとスポーツ文学―二十世紀初頭のフランスと日本におけるスポーツと文学の接近(小石原美保)
 1 クーベルタンのオリンピズム
 2 一九二〇年代フランスのスポーツ文学運動
 3 日本における芸術家たちのスポーツ・ネットワーク形成

第2部 日本とオリンピズムの出合い

第3章 戦前のスポーツ界の足跡―オリンピック初参加から幻に至るまで(石坂友司)
 1 大日本体育協会の設立とオリンピックへの初参加
 2 国家的スポーツ政策としてのオリンピック
 3 東京オリンピックが幻になるまで

第4章 嘉納治五郎の国民体育構想とオリンピズム(井上俊)
 1 国民体育の構想
 2 国民体育の具体案
 3 右派ナショナリズムへの対応

第5章 柔道思想とオリンピズムの交錯―嘉納治五郎の「自他共栄」思想(坂上康博)
 1 嘉納のオリンピズム理解
 2 「自他共栄」思想の登場とその背景
 3 嘉納思想のなかの「自他共栄」とオリンピズム

第3部 戦後の日本社会と東京、オリンピズム

第6章 成長の時代の幻像―精神史としての東京オリンピック(内田隆三)
 1 二〇二〇年への問い
 2 1964年の幻視と現実
 3 日本人の幻像

第7章 「2020」から「1964」へ―東京オリンピックをめぐる〈希望〉の現在(阿部潔)
 1 「2020」へと向かう日本
 2 「ライバルは、1964年。」
 3 戦後ニッポンにおける「1964」
 4 〈希望〉としての二〇二〇年東京オリンピック

第8章 ポスト・オリンピックの憂鬱―日本のスポーツと社会の行方(菊幸一)
 1 「2020東京」に向けたわが国のスポーツ政策の動向
 2 「2020東京」は、その後の日本のスポーツと社会に何をもたらすのか
 3 ポスト「2020東京」に向けた日本におけるスポーツ政策の課題

終章 オリンピックの誕生と世界戦争の危機(小路田泰直)
 1 オリンピックと世界戦争の時代
 2 世界戦争の危機はなぜ起きたか
 3 なぜ救いはオリンピックだったのか

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