図書センソウ ブンカ ト アイコクシン000063588

戦争文化と愛国心

サブタイトル1~10
非戦を考える
編著者名
海老坂 武 著
出版者
みすず書房
出版年月
2018年(平成30年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
viii,341p
ISBN
9784622085188
NDC(分類)
319
請求記号
319/E15
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第一章 国民学校一年生―言葉を擦り込まれた少年
「コクミンガッコウ イチネンセイ」
「アカイ アカイ アサヒ アサヒ」
日の丸教育
教室風景
愛国節をうなる
そこのけそこのけ軍歌がとおる
英雄と悪人の歴史物語
 
第二章 戦争文化とは何か
騙されたではすまない
戦争のない世界は恐ろしい
反面教師として
フランス歴史学から
若者たちの戦争文化―『きけ わだつみのこえ』
学者たち
 
第三章 古い上着よ さようなら
八月十五日
闇市洗礼
野球と歌と
新制中学一年生―新憲法の申し子
見える人たち
傷を残した人々
混沌と虚脱の状態の中から―手のひらを返した日本人
思い違いとナイーヴさ
言葉の引っ越し
チボー家世代
 
第四章 愛国心の行方
戦後の「愛国心」論議
清水幾太郎『愛国心』
丸山眞男のナショナリズム論
二つの不思議
三つの愛国心論
パトリオティズムとナショナリズム
 
第五章 非戦思想の源流
内村鑑三
幸徳秋水
 
第六章 兵役拒否と不服従の思想の源流
徴兵忌避
矢部喜好の肖像
村本一生と明石真人
フランスの非戦論 1―アラン
フランスの非戦論 2―ジャン・ジオノ
百二十一人宣言―アルジェリア戦争の中から
 
第七章 非戦の原理から不服従の思想へ
憲法平和主義について
『きけわだつみのこえ』と原水爆禁止運動
「戦争の犠牲者」「戦争の被害者」―三つの目隠し
久野収と鶴見俊輔
大熊信行
鶴見良行
脱走兵支援運動
小田実
市民的不服従と良心的拒否
 
終章 少数の力のために
私たちはいまどこにいるのか
少数の力のために
 

参照文献
あとがき