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戦争と性暴力の比較史へ向けて

サブタイトル1~10
Toward a comparative history of sexual violence and war
編著者名
上野 千鶴子 編/蘭 信三 編/平井 和子 編/山下 英愛 執筆/木下 直子 執筆/岡田 泰平 執筆/茶園 敏美 執筆/猪股 祐介 執筆/樋口 恵子 執筆/佐藤 文香 執筆
出版者
岩波書店
出版年月
2018年(平成30年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
xxii,344,23p
ISBN
9784000612432
NDC(分類)
367.2
請求記号
367.2/U45
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに(編者)
戦争と性暴力の比較史の視座(上野千鶴子)
 
第Ⅰ部 「慰安婦」の語られ方
韓国の「慰安婦」証言聞き取り作業の歴史―記憶と再現をめぐる取り組み(山下英愛)
「強制連行」言説と日本人「慰安婦」の不可視化(木下直子)
日本軍「慰安婦」制度と性暴力―強制性と合法性をめぐる葛藤(岡田泰平)
兵士と男性性―「慰安所」へ行った兵士/行かなかった兵士(平井和子)
 
第Ⅱ部 語り得ない記憶
セックスというコンタクト・ゾーン―日本占領の経験から(茶園敏美)
語り出した性暴力被害者―満洲引揚者の犠牲者言説を読み解く(猪股祐介)
引揚女性の「不法妊娠」と戦後日本の「中絶の自由」(樋口恵子)
ナチ・ドイツの性暴力はいかに不可視化されたか―強制収容所内売春施設を中心として(姫岡とし子)
 
第Ⅲ部 歴史学への挑戦
性暴力と日本近代歴史学―「出会い」と「出会いそこね」(成田龍一)
戦時性暴力被害を聞き取るということ―『黄土の村の性暴力』を手がかりに(蘭信三)
戦争と性暴力―語りの正統性をめぐって(佐藤文香)
 
あとがき(編者)
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