私が愛した映画たち
- サブタイトル
- 集英社新書 0922F
- 編著者名
- 吉永 小百合 著/立花 珠樹 取材・構成
- 出版者
- 集英社
- 出版年月
- 2018年(平成30年)2月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 253p
- ISBN
- 9784087210224
- NDC(分類)
- 778
- 請求記号
- 778/Y92
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 吉永小百合一二〇本出演作リスト:p250-253
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに(立花珠樹)
序章 家計支えた子役時代 ラジオドラマから銀幕へ―『朝を呼ぶ口笛』
「映画俳ゆうになりたい」と作文
佐田啓二さんにドキドキ
高校入学と同時に日活に入社
第一章 ひたむきで健気なヒロイン 浦山桐郎監督との出会い―『キューポラのある街』
マリアさまみたいだった芦川いづみさん
貧乏について、よく考えてごらん
役者っていうのは観察力なんだな
第二章 役を演じるのではなく、「ミコ」になりきった 原作に感動、自ら映画化を希望―『愛と死をみつめて』
見直して、泣いてしまった
浜田光夫さんは同級生みたい+初恋の思い出
女・笠智衆になりたい
歌詞を大事に、と吉田正先生に指導される
今日一日、みち子になってください
第三章 広島の若く悲しい恋人たちの物語 核なき平和な世界願う原点に―『愛と死の記録』
今回は私がキャッチャー役
蔵原さんってしつこいんです
姫田のおとうちゃんがさえてた
われを忘れて胸にしがみついた
無言の座り込み
演技はアンサンブルで作るもの
第四章 声が出ない危機のさなかに出演 今も大事な渥美清さんの言葉―『男はつらいよ』
初めてのテレビドラマ出演はミュージカル
素晴らしかった『戦争と人間』
卒論は『縛られたプロメテウス』
一週間に八日働いた
役者なんて、さだめのないもの
予知能力がある?山田監督
押しかけ女房なんです
第五章 高倉健さんと初共演 再び映画への情熱がよみがえる―『動乱』
私の役ではなかった『青春の門』
雪原で独りカレーライスの健さんに驚く
負の部分を出す
ラブシーンは大変でした
次作『海峡』の光と影
バート・ランカスターが好き
忘れられないヴィヴィアン・リーの三作
第六章 被爆のヒロイン演じたテレビの人気シリーズ 自ら決断し、映画で幕引き―『夢千代日記』
遅い脚本がライブ感を生む
傷をいっぱい持った人たちの優しさ
なんでこんなに優しいんですか?
プロじゃないんです
「ピカが憎い」と言えなかった
第七章 巨匠の魔法にかけられる 一九八〇年代に四本の市川崑作品に出演―『細雪』
ちょっとふくれたこともありました
自分の意地悪な表情に驚いた
〝性格の不一致〟がいい岸惠子さんとの関係
真剣勝負をして火花を散らしてみよう
映画館に通って七回も観ました
第八章 松田優作さんと、同志のように寄り添えた 深作欣二監督作品で与謝野晶子役―『華の乱』
京都の桜があまりに美しく
緒形拳さんの包容力
野坂昭如さんの選挙応援に
優作さんとの最後のお酒
第九章 日本の美意識、映像に残す 坂東玉三郎監督の二作品―『外科室』『夢の女』
玉三郎さんから女性を学ぶ
地の底から出るような低い声で
もっと悩んだ『夢の女』
第一〇章 練り上げた〝北の三部作〟 円熟期迎え企画段階から参加―『北の零年』『北のカナリアたち』『北の桜守』
北海道への憧れがあった
「寒い」と言わない
大石先生になったみたい
多様性がある若い俳優たち
町民プールで泳ぎました
網走の流氷から始まった最終章
終章 山田洋次監督との再会 平和への思いを次世代につなぐ―『母と暮せば』
くたびれたお母さんなら
山田監督のこだわり
一番せりふが多く、一番難しい役
どうしてあの娘だけが幸せになるの?
本当に息子がよくて
太るのは難しい
「戦後」という言葉を大切に
『北の桜守』撮影日記
あとがきにかえて(吉永小百合)
解説「今もひたむきに走り続ける―唯一無二の大スター」(立花珠樹)
吉永小百合一二〇本出演作リスト
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