図書目録ホウテイ デ サバカレル オキナワセン資料番号:000063534

法廷で裁かれる沖縄戦

サブタイトル
初めて問う日本軍の国家賠償責任 訴状編
編著者名
瑞慶山 茂 編著者
出版者
高文研
出版年月
2016年(平成28年)4月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
550p
ISBN
NDC(分類)
369.37
請求記号
369.37/Z6
保管場所
閉架一般
内容注記
参考引用文献あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

◆はじめに
1 戦死者の弔いと恒久平和のために
2 沖縄戦被害者、初めての国家賠償訴訟
3 戦争被害は最大の基本的人権の侵害
4 国家賠償訴訟提起の歴史的意義
5 私がこの訴訟にかかわることになった経緯
6 本書の執筆・編集・出版について

解説「沖縄戦」被害・国家賠償訴訟の概要
原告79名の氏名
請求の内容
「沖縄戦」に至る歴史的事実経過
日米英軍の加害行為の類型
原告らの被害の立証
法的主張の概略
被告国の反論の概要
被告国の反論に対する原告の反論の概要
国体護持(天皇制護持)
沖縄10・10大空襲
「沖縄戦」被害の顕著な特徴と多岐にわたる被害類型
原告らの受けた多岐にわたる被害類型(法的主張と請求の根拠)
原告らが罹患した外傷性精神障害の症状の種類
被告国の公式文書でも認めた日本軍の残虐非道行為の数々
地上戦中心の沖縄戦被害と本土の各空襲被害との相違点
憲法で定める法の下の平等原則違反
軍隊・軍人の国民保護義務違反
日本軍の国内法上の「戦争犯罪行為」
アメリカ軍の国際法上の戦争犯罪

訴状「沖縄戦」被害・謝罪及び損害賠償請求事件
詳細もくじ
■訴訟の目的・謝罪と償いと平和を求めて
■本件訴訟の法的構成(要約)
■請求の趣旨
■請求の原因
第1章 原告らの本件被害と請求額
第2章 「沖縄戦」に至る歴史的事実経過
第3章 「沖縄戦」民間人被害の特徴・実態と全容
第4章 「沖縄戦」被害の特徴と多岐な被害類型
第5章 米軍の軍事行動における国際法違反
第6章 沖縄戦被害者への援護行政・救済運動の経過及び現況
第7章 被告国の法的責任(その1)-国民保護義務違反による不法行為責任
第8章 被告国の法的責任(その2)-公法上の危険責任
第9章 被告国の法的責任(その3)-立法の不作為責任
第10章 沖縄戦被害に「戦争被害受忍論」は通用するのか
終章 「平和の礎」に込められた沖縄県民の優しさと憂い
■結び真実の追及を-沖縄戦の死者を歴史の闇に葬ってはならない

謝罪文
原告名簿
弁護団(原告代理人)名簿
原告各人の被害内容一覧
被害類型原告一覧表

◆特別寄稿① 沖縄戦被害と国家賠償責任(西埜章)
Ⅰ 沖縄戦被害の諸相
Ⅱ 被告国の国家責任否定の論拠
Ⅲ 沖縄戦被害と国家責任
Ⅳ 公法上の危険責任論

◆特別寄稿② 沖縄戦のトラウマ(心の傷)と精神被害(蟻塚亮二)
1 はじめに
2 PTSDなどの発症を高めた要因
3 沖縄戦を体験された方たちの診察から
4 トラウマを受けて否定的認知-『まちかんてぃ!』から
5 高齢者に対して戦争記憶が与える影響
6 終わりに

【資料編】
訴訟経過一覧表
口頭弁論期日一覧表
提出証拠等一覧
本書関連の用語解説
用語解説のための主な参考引用文献

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626