図書目録リクグン ハバツ資料番号:000063530
陸軍派閥
- サブタイトル
- 光人社NF文庫 ふ1066 その発生と軍人相互のダイナミズム
- 編著者名
- 藤井 非三四 著
- 出版者
- 潮書房光人新社
- 出版年月
- 2018年(平成30年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 16×
- ページ
- 339p
- ISBN
- 9784769830665
- NDC(分類)
- 396.21
- 請求記号
- 396.21/F57
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
はじめに
序章にかえて 辻政信はなぜ生き延びたのか
第一章 地域閥から選択意志による「派」へ
長州閥興亡の背景/奮闘を重ねた薩肥閥/九州勢と見なされない大分県人/加賀百万石と「石川陸軍」/選択意志による「派」の形成と分裂
第二章 幼年学校という存在
兵科将校の補充源/幼年学校の目的と沿革/Dコロ対Pコロという構図/後ろ盾のない中学出身者の悲哀/人事を押さえたDコロ/人が良い東幼と反骨の仙幼/意外とバンカラな名幼と大幼/結束が堅い広幼と血気の熊幼
第三章 陸士の期、原隊、兵科閥
強調された「同期」の実態/二期違いの関係と重要な原隊/「歩騎砲工輺航憲」の七兵科あれこれ/各兵科の勢力図
第四章 天保銭組と無天組
陸軍大学校の目的と存在意義/陸大受験戦争の後遺症/教官と学生の相克と「マグ」という関係/無天組の気概と矜持/異能集団の員外学生
第五章 中央三官衙の緊張関係
計画、業務の流れ/細分化される参謀本部第二部/「支那屋」という特異な存在/第一部系、総務部系という構図/風当たりが強い人事屋
第六章 国軍を巡る門閥と閨閥
軍務は皇族の義務/皇族の権威を利用しようとする動き/軍に冷淡だった公家と武家の華族/時間切れとなった新武門閥/諸刃の剣となる閨閥
第七章 部外者の介入
不可解な左傾勢力との連帯/軍との関係を求めた勢力/機密費に群がる集団
終章にかえて 石原莞爾はなぜ挫折したのか
人名索引
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