図書目録リクグン ナカノ ガッコウ ト オキナワセン資料番号:000063529

陸軍中野学校と沖縄戦

サブタイトル
知られざる少年兵「護郷隊」 歴史文化ライブラリー ; 466
編著者名
川満 彰 著者
出版者
吉川弘文館
出版年月
2018年(平成30年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
229p
ISBN
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/Ka95
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

沖縄に動員された少年たち―プロローグ
 護郷隊とゲリラ戦/陸軍中野学校の存在

沖縄に配置された陸軍中野学校出身者
陸軍中野学校
 陸軍中野学校とは/遊撃戦とは/学生の種類別と教育/陸軍中野学校二俣分校/中野学校の疎開
アジア太平洋戦争と遊撃隊
 コタバル上陸・真珠湾攻撃の背景/遊撃戦立案の背景/第一遊撃隊/第二遊撃隊
陸軍中野学校出身者の任務と配置
 沖縄へ着任/勅令/遊撃戦計画の始まり/二俣分校出身者の着任/大本営陸軍部直轄特殊勤務部隊/陸軍中野学校出身者四二名/奄美諸島に潜伏した中野学校出身者

少年兵「護郷隊」
やんばるの少年兵「護郷隊」
 護郷隊の編成/幹部常置員の召集/護郷隊の組織体制/なぜ、少年か
召集開始
 第一次召集・名護国民学校/第九師団の転出と護郷隊/第二次召集・謝花国民学校/第三次召集・羽地国民学校/第二護郷隊・第二次召集/護郷隊員となった三中鉄血勤皇隊/西表島・護郷隊の召集
陣地構築と教育訓練
 陣地構築/食糧備蓄/陸軍中野学校歌と護郷隊歌/軍事教育・訓練/爆薬訓練/住民教育と同生共死

護郷隊の戦争
第一護郷隊の戦争
 多野岳・名護岳/真喜屋・稲嶺攻撃/真喜屋戦車攻撃/伊差川砲台攻撃/敗残兵入るべからず/宇土部隊の多野岳放棄/多野岳から首里まで伝令/タナンガ山(三〇二高地)の戦闘/久志岳の戦闘/第四中隊の解散/潜伏という名の解散/離脱した少年兵/桜挺身隊の発足/軍参謀長の指示/村上治夫の終戦
第二護郷隊の戦争
 出身地別に編成/米軍上陸/橋梁の爆破/恩納岳戦闘の始まり/遊撃戦の報復/戦死した少年兵/恩納岳から故郷へ/待機命令と終戦/義烈空挺隊と第二護郷隊
米兵の兄に助けられた少年兵と日本兵に虐殺された少年兵
 東江兄弟の戦争/米兵の兄に助けられ/スパイ容疑で殺された少年兵/自決/軍医に殺された少年兵/義英遺族の思い/置き去り

離島残置謀者
離島残置謀者とは
 離島残置謀者の誕生/離島残置謀者一覧
伊平屋島と伊是名島
 御真影と離島残置謀者/決死の渡航/敗残兵と合流/捕虜虐殺/住民虐殺
粟国島と久米島
 粟国島/久米島の虐殺/谷川一家の虐殺/離島残置謀者と鹿山正
黒島と波照間島、そして与那国島
 黒島/波照間島/戦争マラリア/護郷隊員が見た南風見/護郷隊と酒井喜代輔/与那国島

大本営陸軍部直轄特殊勤務部隊
沖縄本島―剣隊
 大本営陸軍部直轄特殊勤務部隊/剣隊と少年兵/北一郎の負傷/剣隊の戦争/北一郎の戦死/剣隊の解散
離島に潜伏した特殊隊―宮古島班・西表島班
 宮古島班/潜伏/傍受と送信/敗戦時の特殊隊/野村の本土送還/西表島班/西表島班、護郷隊の解散
陸軍中野学校と本土決戦―エピローグ
 国内遊撃戦・「決号作戦準備要綱」/地区特設警備隊/全国に配置された中野学校出身者/国民義勇隊/根こそぎ召集法/沖縄戦と戦争責任

あとがき
参考文献

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