戦後教育史への証言

はしがき
　
〈第一部〉　混迷から建設へ
忘れられぬ8月15日
模索混迷の時代
前田文相の気概
絶対至上のGHQ指令
米国教育使節団来る
団結する教師たち
教育刷新委員会スタート
飢える子どもたち
「くにのあゆみ」始末
教育基本法の制定
六・三制前夜
コース・オブ・スタディ
六・三制建築の血涙史
社会科誕生の記
カリキュラム・ブーム
50万教師、日教組に結集
新制高校のウブ声
デュッペル旋風と政令二〇一号
もめた公選制教委
国定から検定へ
新制大学創世記
苦心の作「教員免許法」
流れた大学管理法案
ノー・モア・イールズ
燃えさかる学生運動
短大―生れ出ずる悩み
第二次教育使節団訪日の意義
第一部のおわりに
　
〈第二部〉　対立と激動の時代
第二部のはじめに
〝天野勅語〟の顚末
レッド・パージ旋風
認定講習をめぐって対立
26年度の教科書無償
発展する民間教育運動
「教師の倫理綱要」制定
第一回教研・日光大会
ゆさぶられる六・三制
「学習指導要領」の改訂
「地教委」の設置で紛糾
義務教育学校職員法案
アラシの中の「社会科」
火がついた山口日記事件
旭丘中事件と教育二法
うれうべき教科書の問題
検定にF項パージ旋風
左右激突の任命制教委
吹きすさぶ勤評アラシ
特設「道徳」の波紋
〝学テ台風〟の爪跡
おわりに―教育基本法の理念
　
戦後教育略年表
あとがき
〈付録〉参考文献