図書センジョウ ノ オトメ タチ000063411

戦場の乙女たち

サブタイトル1~10
沖縄戦女子看護隊の証言
編著者名
沖縄文教出版編集部 編集
出版者
沖縄文教出版
出版年月
1972年(昭和47年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
227p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/O52
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

まえがき

第一章 いのちをひきずって彷徨(瑞ヶ覧道子)
 はじめに
 夕方は死者の埋葬作業
 壕内は地獄絵図
 重傷者は壕外で処理
 美しく散った少年
 血にぬられた天長節
 金城フミ先生におくる文
 亡き愛人に一生を捧げた友へ
 戦野で狂った友
 赤いお花ちょうだい
 嘉味田朝信の死
 奪われた青春
 むすび

第二章 「生」が荷物のように重かった(嘉陽春子)
 恐怖の病院移動
 重症患者には死のミルクを
 血や肉が散乱
 青酸カリがほしい
 運にまかせて歩く

第三章 まぶしかった戦野の太陽(平良ゆり子)
 平和を破った十・十空襲
 糸ノコで手足を切断
 死んで楽になりたい
 夢に亡き兄の笑顔
 太陽がまぶしい

第四章 神風も奇跡もなく(諸見川美枝)
 学園は看護婦養成所
 傷にはウジがいっぱい
 照屋タマ戦死の夜
 道路は死体の山
 敵弾の中を南下
 極限をさまよう
 水・水・水がほしい
 米兵に捕われる
 あっ・過ぎし悪夢よ

第五章 たゞ人形のように動いた(真喜屋とみ子)
 学園も米軍上陸で緊迫
 第一線の浦添分室を志望
 水くみも命がけ
 首里野戦病院へ後退
 負傷して護送される
 壕は満員だと拒絶
 闇夜を歩き続ける
 食料も底をつく
 戦いは空しく終った