図書キンダイ ニホン ノ ギシ ゲンセツ000063148

近代日本の偽史言説

サブタイトル1~10
歴史語りのインテレクチュアル・ヒストリー
編著者名
小澤 実 編
出版者
勉誠出版
出版年月
2017年(平成29年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
375,9p,挿図,肖像
ISBN
9784585221920
NDC(分類)
210.04
請求記号
210.04/O97
保管場所
閉架一般
内容注記
偽史関連年表:p367-370
和書
目次

序章 偽史言説研究の射程
 
第1部 地域意識と神代史
偽文書「椿井文書」が受容される理由(馬部隆弘)
神代文字と平田国学(三ツ松誠)
近代竹内文献という出来事―〝偽史〟の生成と制度への問い(永岡崇)
 
第2部 創造される「日本」
「日本古代史」を語るということ―「肇国」をめぐる「皇国史観」と「偽史」の相剋(長谷川亮一)
戦時下の英雄伝説―小谷部全一郎『成吉思汗は義経なり』(興亜国民版)を読む(石川巧)
 
第3部 同祖論の系譜
ユダヤ陰謀説―日本における「シオン議定書」の伝播(高尾千津子)
酒井勝軍の歴史記述と日猶同祖論(山本伸一)
日猶同祖論の射程―旧約預言から『ダ・ヴィンチ・コード』まで(津城寛文)
 
第4部 偽史のグローバリゼーション
「日本の」芸能・音楽とは何か―白柳秀湖の傀儡子=ジプシー説からの考察(齋藤桂)
原田敬吾の「日本人=バビロン起源説」とバビロン学会(前島礼子)
「失われた大陸」言説の系譜―日本にとってのアトランティスとムー大陸(庄子大亮)
 
偽史関連年表
あとがき
執筆者一覧
索引