虹
- サブタイトル
- 日本弘道会のさらなる発展のために (第9代会長・元文化庁長官)鈴木勲の「道徳復権」への挑戦
- 編著者名
- 平山 一城 著
- 出版者
- 悠光堂
- 出版年月
- 2017年(平成29年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 239p
- ISBN
- 9784906873975
- NDC(分類)
- 150
- 請求記号
- 150/Su96
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 日本弘道会の歴史:p235-236
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 皇室への敬愛、国家の根幹
○日本弘道会、「道義国家」目指し140年
3.11国難にみた「日本人の良さ」
「戦前」が全否定された後遺症
○再び訪れた「道徳の空白」を埋める
○「人生の師」の導きで「会長」就任
野口明による「綱領」改訂
○「日本人の背骨」を取り戻す覚悟
「故郷」はソ連領となり、返らず
教育勅語とともに失ったもの
○「愛する国」のため教育にかける
「教員=労働者」論との裁判闘争
国家の「教育権」は否定されず
○西村茂樹の精神が呼び起こすもの
全国に「支会」、同志と語らう
いま、「日本道徳論」が読まれる
第2章 文部官僚として信念を貫く
○教育界のなれ合い・腐敗を徹底追放
ピンチ到来、「法皇」教育長の悪癖断つ
「成田闘争に子供たちを巻き込むな」
○日教組のスト闘争にも裁判で勝利
「厳しく取り締まれ」と奥野大臣
ジュネーブ ILOへ3度出張
「期待される人間像」に改革の光
○外交圧力から「教科書検定」守り抜く
中国、韓国の顔色うかがう外務省
的確判断で「初中局に鈴木あり」
いまだ残る「近隣条項」の足かせ
○一国の教育は、美しい「虹」のように
千葉OBも「虹」の名で集う
日本人の良さに「普遍性」見る
第3章 人生の師・野口明の教え
○「陸士」での終戦、疾風怒濤の再出発
厳しい自然環境に鍛えられた
「母校が次々になくなる」宿命
○「遅れてきた青年」、4つも年下の同級生
山岳部でもリーダーの活躍
「教育者の使命」をテーマに作文
○野口家の「読書会」で幅広い知識吸収
名誉や富貴ではない「志」を共有
「読書こそ教養ある近代人の資格」
○「永遠の二高校長」画集に教え子たちの結束
最終の作業まで病室で見届ける
悲劇の当日、野口を出迎えた鈴木
○新渡戸、内村の誇り、故郷・東北で伝える
高校でも「国際化と日本人」を語る
まず「良き日本人」であることから
第4章 道徳復活から「品格ある国家」へ
○道徳教科化を「絵に描いたモチ」にするな
大学での教員養成は手つかずのまま
確実に「戦後レジームからの脱却」を実現
『13歳からの道徳教科書』が先駆けに
○西村茂樹の思想がいま再評価される
西村の「柔軟な思考」を導いたもの
宗教とは別の「徳目」に日本の特徴
○日本には「皇室」があって良かった
世界情勢の変化を見すえて決意を新たに
「君子万人の時代」、野口明の指針を胸に
おわりに―「愛する国」のため貫く美しい人生
関連資料
日本弘道会の歴史
「弘道シンポジウム」の開催状況
会祖・西村茂樹の人物像
鈴木勲の略歴
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