図書目録ニホンジン ト ショウチョウ テンノウ資料番号:000063111

日本人と象徴天皇

サブタイトル
新潮新書 744 NHK special ”The Japanese and the Emperor” project
編著者名
NHKスペシャル取材班 著
出版者
新潮社
出版年月
2017年(平成29年)12月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
189p,挿図,肖像
ISBN
9784106107443
NDC(分類)
313
請求記号
313/N69
保管場所
閉架一般
内容注記
参考・引用文献:p187-189
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
 
第1章 象徴天皇はこうして生まれた
親子それぞれの8月15日
天皇処罰を求める米国世論と退位論
天皇・マッカーサ会見で話されたこと
「天皇様もいらねえ」
保管されていた昭和天皇最後の軍服
「現人神」からの脱却
吉田茂がかかった憲法制定の裏事情
象徴って何? 揺れる枢密院での議論
女系天皇を巡ってぶつかった日本とGHQ
天皇は訴追せず
 
第2章 国民との距離を縮めた戦後巡幸
象徴を実体化するムーブメント
戸惑いから熱狂へ
高まるGHQの危機感
巡幸中止と退位論の盛り上がり
 
第3章 新憲法下の〝天皇外交〟
「アメリカと同調すべき」と明言
「天皇は、アメリカが沖縄を占領し続けることを希望している」
吉田と天皇の「二重外交」
「象徴」となっても持ち続けた国家元首意識
 
第4章 新時代の象徴・皇太子のデビュー
新生日本の〝象徴〟として
日系カナダ人の苦労に耳を傾ける
皇太子のもう一人の家庭教師
改憲論の台頭
アラカンが明治天皇を演じて大ヒット
ミッチーブームで進んだ皇室の大衆化
 
第5章 冷戦、安全保障、そして沖縄
東京オリンピックの最中に中国が核実験
アジア情勢分析にうかがえるリアリズム
佐藤栄作がアメリカに伝えた「天皇の懸念」
本土復帰の理想と現実
沖縄に並々ならぬ関心を寄せた皇太子夫妻
投げつけられた火炎瓶
 
第6章 戦争の記憶を背負い続けて
訪欧で突きつけられた苦い記憶
周到に準備された天皇訪米
アジア諸国との関係改善と靖国問題
沖縄「日の丸焼き捨て」事件
果たせなかった沖縄訪問
 
第7章 そして続く〝象徴〟の模索
日本国憲法の申し子
尊敬から親しみへ
激変した中国人の対天皇感情
慰霊の旅、そして沖縄
歴史に向き合って
 
あとがき
参考・引用文献

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