日本のタクシー自動車史
- サブタイトル
- 日本自動車史
- 編著者名
- 佐々木 烈 著
- 出版者
- 三樹書房
- 出版年月
- 2017年(平成29年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 27×
- ページ
- iv,223p:挿図,肖像
- ISBN
- 9784895226851
- NDC(分類)
- 685
- 請求記号
- 685/Sa75
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 年表:新聞記事にみるタクシー業界の出来事:p197-219 参考資料:p221-223
- 昭和館デジタルアーカイブ
地域タクシー業界のこれまでとこれから―本書の刊行によせて
第1章 世界最初のタクシーとハイヤー
人力車の里数計
賃金自働測算機
タクシー・メーターの発明者ブルーンと「タクシー」の語源
世界最初のタクシーとハイヤー
第2章 明治末年当時のわが国の自動車事情
「自動車業の盛況」
国内の自動車関連産業の状況
自動車運転手の不足
第3章 当時の貸切自動車業者の自動車事情
大日本自動車製造合資会社
山口勝蔵商店自動車部
当時のタクシーと他の乗り物料金比較
第4章 タクシー自動車株式会社の設立
米田穣ともう一人の出願者
設立趣意書と望月小太郎
使用車種はフォードT型
フォードT型の日本へ輸入
目論見書作成と西村正雄
初代社長・長晴登と専務取締役・森山守次
試乗会の開業
第5章 運転手の重大事故と裁判
相次ぐ交通事故
運転手・渡辺文吾
修理工・島田光衛
経営陣の辞任続出と山口恒太郎
第6章 タクシー自動車株式会社の関西地方進出
イヅミヤ自動車商会から大阪タクシー自動車株式会社へ
アカエス自動車から名古屋タクシー自動車株式会社へ
神港タクシー株式会社の設立
第7章 運転手になるまで
運転手の養成
「自動車物語」
発動機協会から東京自動車学校へ
女性運転手第1号渡辺はまと水野千花尾
第8章 東京駅開業と馬車、人力車、タクシー業者
東京駅開業
タクシーの大衆化と料金の分化
第9章 タクシー運転手の実態
大正4年の運転手調査
第10章 全国2番目のタクシー会社、京都に設立される
時代は明治から大正へ
京都自動車の経営状態
第11章 日本フォード自動車会社と日本ゼネラル・モータース会社の設立
日本フォード自動車株式会社
日本ゼネラル・モータース株式会社
第12章 五大都市における1円均一タクシーの出現
大阪市におけるタクシーの現況
京都市におけるタクシーの現況
神戸市におけるタクシーの現況
名古屋市におけるタクシーの現況
東京市におけるタクシーの現況
第13章 タクシー会社の争議、東京で発生
競争の激化と労働運動の高揚
タクシー自動車株式会社の争議始末書
第14章 新聞・雑誌に見る円タクと世相
円タクの東京伝播
スキヤ橋ガレージ主・細川清の談話
その他円タクに関する新聞・雑誌記事
第15章 大阪市内のタクシー業者の状況
第16章 円タク以後のタクシー業界の混乱―相互組織、車輛主組織、名義貸し営業へ
「区域制均一料金と相互組織の発生」
第17章 石油消費規正と東京地区企業合同の機運
東京におけるタクシー業界の状況
第1次消費規正
第2次消費規正
切符制の実施
第18章 戦時統合による東京地区タクシー会社の再編
第1次統合
第2次統合
第3次統合
第19章 大阪地区におけるタクシー業界の統合
一元統制への念願
第20章 国際自動車を通して見る終戦直後のハイ・タク業界
終戦直後のハイ・タク業界
第21章 大和自動車・新倉文郎の論考
「この頃のタクシー問題」
第22章 朝日新聞社に報じられた「神風タクシー問題」
「神風タクシー」
第23章 新聞記事に見る個人タクシー営業認可問題
第24章 話題になったタクシー運転手2題
高校の校長からタクシーの運転手に転身した豊岡邦太郎氏
幻の黄綬褒章、無事故無違反50年の個人タクシー運転手・鯉島昭雄氏
第25章 筆者のタクシー自動車史研究余滴―結びにかえて
「タクシーの日」
「前者の轍を踏む」
「運転手派遣業」
「東京のハイ・タク運転手」
「起こし屋」
「雲助裁判とわたし」
「雲助を生んだ政治の欠陥」
「運転手という職業にプライドを」
あとがき
年表 新聞記事にみるタクシー業界の出来事(大正14年(1925)から平成15年(2003)まで)
参考資料
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