幻の雑誌が語る戦争
- サブタイトル
- 『月刊毎日』『国際女性』『新生活』『想苑』
- 編著者名
- 石川 巧 著
- 出版者
- 青土社
- 出版年月
- 2018年(平成30年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 318p, 挿図
- ISBN
- 9784791770373
- NDC(分類)
- 051
- 請求記号
- 051/I76
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 『月刊毎日』目次(創刊号-第2巻第5号, 第2巻第7号-第8号):p278-287 『国際女性』目次(創刊号-第2号, 第4号-第7号):p287-293, 『新生活』目次(第1巻第1号-第3巻第1号):p294-309
- 昭和館デジタルアーカイブ
凡例
はじめに
序章 言論統制と紙不足の実態
戦前の言論統制
占領期におけるGHQの検閲
敗戦後の〝紙飢饉〟とセンカ紙ブーム
第1章 幻の外地日本語雑誌『月刊毎日』
『月刊毎日』発見の経緯
一九四四年の北京における出版物の取締り 日本占領下の北京/中国における検閲
『月刊毎日』創刊号の誌面構成
『月刊毎日』の論説記事
フィクサーとしての阿部眞之助
『月刊毎日』の文芸欄 創刊号/第一巻第二号/第二巻第一号/尾崎士郎「バタアン残月」/第二巻第二号/第二巻第四号/第二巻第五号/第二巻第七号/第二巻第八号
女性作家の登用
大佛次郎「遅桜」を読む 「乞食大将」の連載/応答としての「遅桜」
石川達三「沈黙の島」を読む 戦時下における石川達三の言論/寓話としての「沈黙の島」/民衆は愚か者か?
『月刊毎日』と中国人作家
おわりに
第2章 『国際女性』と谷崎潤一郎
『国際女性』の創刊 未見の号/『国際女性』の執筆陣
〝京都〟と〝女性〟
顧問としての谷崎潤一郎 谷崎と検閲/末永姉弟との出遭い/徳丸(末永)時惠の国際的人脈
『国際女性』の文芸記事 谷崎潤一郎/織田作之助
女性解放への提言と「姦通」をめぐる議論
第3章 雑誌『新生活』とGHQの検閲
『新生活』とはいかなる雑誌か?
主要記事の紹介 敗戦直後のルポルタージュ/四つのテーマ
『新生活』の文芸欄と文学者たちの言説 武田麟太郎の「遺稿」/小説・論/文芸時評/詩・俳句・随筆
検閲、そして『風報』へ
第4章 原節子「手帖抄」を読む―雑誌『想苑』
はじめに
『想苑』について
原節子「手帖抄」を読む
原節子を貫く心棒
注
補助資料 『月刊毎日』目次/『国際女性』目次/『新生活』目次
あとがき
初出一覧
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