不死身の特攻兵
- サブタイトル
- 軍神はなぜ上官に反抗したか
- 編著者名
- 鴻上 尚史 著者
- 出版者
- 講談社
- 出版年月
- 2017年(平成29年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 292p
- ISBN
- 9784062884518
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ko41
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
第1章 帰ってきた特攻兵
生き残った特攻隊員
振武寮という地獄
第一回の特攻兵
旅の始まり
テレビ取材
佐々木さんに会いたい
札幌の病院で
第2章 戦争のリアル
『陸軍特別攻撃隊』から読み解く
生い立ち
飛行機乗りへの道程
岩本益臣隊長
3本の槍
戦艦を沈める難しさ
妻・和子との別れ
万朶隊の結成
特殊任務
特攻は努力と技術の否定か
死への飛行
巧妙な仕掛け
父の教え
神風特別攻撃隊の「成功」
フィリピンへ
儀式好きの富永司令官
岩本隊長の作戦
理不尽なマニラ行き
残された者
出撃の夜
レイテ湾の戦い
突入
割り増しされる「戦果」
消された存在
2回目の出撃
嘘の戦死報告
不時着
「臆病者」
適所適材とは真逆の作戦
8回目の出撃
9回目
マラリアの苦しみ
レイテ戦の敗北
処刑飛行
無能なリーダー
アメリカ軍の上陸が迫る中で
司令官の逃亡
“軍神”は死なねばならない
全軍特攻
敗戦へ
殺害命令
帰国の途
雪国の北海道
戦後を生きる
第3章 2015年のインタビュー
2015年10月22日
特攻と聞いて
死なない強さ
2回目のインタビュー
生き残った者として
3回目のインタビュー
4回目のインタビュー
佐々木さんを支えたもの
第4章
特攻隊とはなんだったのか
『神風特別攻撃隊』の欺瞞
「命令した側」の物語
集められた遺書
守られたエリート
洗脳
すり替えと責任逃れ
「熱望する 希望する 希望せず」
偽善の姿
未熟で若いパイロット
特攻の有効性
嘘で塗り固めて
本当の命中率
現実を見る能力
特攻を続けた本当の理由
天皇と特攻
国民の熱狂
売れるから書く
精神主義の末路
リーダーとしての器
特攻を拒否した美濃部少佐
非常事態はしょうがない?
日本人の性質と特攻
思考の放棄と「集団我」
特攻前夜の暗い瞳
現代の「所与性」の形
当事者ではない人間の怖さ
おわりに
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