図書カミ オ ミタ ヘイタイ000062905

神を見た兵隊

サブタイトル1~10
ガダルカナル兵隊戦記
編著者名
牛尾 節夫 著
出版者
光人社
出版年月
1982年(昭和57年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
254p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/U94
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第一章 運命に流さる
「おやじ初年兵」の誤算
新兵やりなおしの果てに
多事多難の仮住まい
東方の小島へ
すさまじき光景
白銀にかがやく水柱
 
第二章 長い長い一日
鼻歌まじりの上陸
信じえぬ現実
眼前二十センチの敵弾
さりげなき永別
せめぎあう心
死ぬときは一緒だ
過敏症の夜はふけて
 
第三章 好き日いつまでも
小川辺の宿営
泰山鳴動して
明日はわが身か
 
第四章 戦友をかばいて
野戦病院の衝撃
負傷と鏡と墓標と
総攻撃もむなしく
心頭を滅却すれば
ああ運命の神よ
 
第五章 かげりゆく陽光
いたましき「喜劇」
固パン班長の秘術
去る者、残される者
銀翼ひかれども
とざされた笑い声
まだまだ死にはせぬ
 
第六章 前線に背をむけ
一兵卒のほこり
つわものどもが夢の跡
戦争のバカヤロー
悪夢の中を
 
第七章 ガ島戦線異状なし
一日二合を八人で
あなたとは死にたくない
最大の天の恵み
白い十字架
望まざる終着駅
 
第八章 飢えたる鬼の如く
スローモーションの世界
青き海にむかいて
われ泣きぬれて
白昼の幽鬼往来
因果はめぐる
一世一代の知恵
水平線の夕陽に祈る
 
第九章 故郷いつの日か
駆逐艦よ待ってくれ
絶対絶命の体験
死線彷徨の一夜
新天地もまた
自嘲と諦観の底で
いかなる星の下に
 
第十章 夢路はるかに
破天荒なる命令
断末魔のまぼろし
踏みしめた大地
 
あとがき