昭和五十年史 上巻
昭和元年(大正15年)
鉄道開通・路線で陳情合戦・広い視野で開発を・小作争議
昭和2年
三土入閣・次期主班の声も・似通う不気味な渦・マイホームの夢
昭和3年
塩田マラソン・体ひとつの栄誉・専門指導で強化を・説教強盗つかまる
昭和4年
伸びる私鉄・夢追う大西さん・21世紀青い地球・ハマチ養殖
昭和5年
春月投身・和服姿の遺体で・香川に根づく文学を・小鳥ブーム
昭和6年
鬼ヶ島デビュー・青春投げうって・夢~ロマン果てしなく・本島事件
昭和7年
二重県会・火注いだ予算無効・政治は時代と共に・一太郎ヤーイ
昭和8年
高松高商事件・欲望と逸楽捨てて・権力の動向に注意を・リンゴ事件
昭和9年
愛国飛行場・最大協力当て外れ・生島沖へ道は続く・讃岐の剣豪
昭和10年
みどり丸事件・貨物船に飛び移る・繰り返すな大惨事・近衛視学夫人殺し
昭和11年
二・二六事件・祖国を思う志士たち・足元を見つめ直そう・三土語録
昭和12年
安達部隊・部下思いの連隊長・真の平和を問い直す・消えた美人教師
昭和13年
満蒙開拓・印象深い満州特派・農業に国際的視野を・片翼飛行の樫村機
昭和14年
水ききん・枯れる稲にぼう然・水を見直そう・木炭自動車
昭和15年
非常時・節米励行で代用食・エネルギーの多様化を・報告債権
昭和16年
十二月八日・編隊に輝く朝日・戦地におもむく父の心・撃墜王穴吹軍曹
昭和17年
俘虜収容所・総督の言葉に感銘・国防を忘れていないか・適正語追放
昭和18年
学徒動員・激烈なB29の爆撃・若い熱血を平和に・人食い人種の王様
昭和19年 上
航空決戦へ・各地から勤労奉仕・“個人の尊厳”確立を・統制経済の破局
昭和19年 下
特攻隊・出撃機会なく終戦・戦争の不幸考えよう・海軍の逸材
昭和20年 上
高松空襲・異様な光と音交錯・語り継ごう真の体験・動物園のヒョウ脱走
昭和20年 中
終戦前後・東京連絡に飛ぶ・“人間の尊厳”確立を・金属供出
昭和20年 下
進駐軍・機動力で敵前上陸・経済面の自主独立も・残存兵器の爆破
昭和21年 上
農地解放・根強い因習越えて・夢思わず投機の食い物・四国春秋の発刊
昭和21年 下
南海地震・海岸も地盤沈下・万一に備える心構えを・庭球コートのある道路