太田の昭和史
序(発刊委員会会長・舘澤邦宜)
発刊に寄せて(盛岡市長・太田大三)
監修を終えて(監修者・井上幸三)
編纂にあたって(編纂委員会委員長・佐々木彌四郎)
第一章 太田の黎明
盛岡発祥の地は太田か
志波城は太田に在った
太田方八丁が志波城跡と断定されるまで
古代解明を目指し発掘つづく
太田と周辺の遺跡
蝦夷森古墳群
林崎遺跡
竹花前遺跡
鎌倉幕府と中世の太田周辺
盛岡周辺の御家人達
南北朝対立のころ
太田周辺の斯波氏諸臣
斯波氏の滅亡
鹿妻穴堰の開さく者鎌津田甚六の実像
大欠堰開さくの歴史と昭和新田
近世の太田
旧盛岡藩士桑田
太田村の沿革
戦火広がるなかで
祖国と同胞の永遠の繁栄を念じて戦った兵士達
工兵第八連隊と騎兵第三旅団
満蒙開拓青少年義勇軍
銃後の国民生活から拾う
終戦時の盛岡
米爆撃機(B29)の襲来
玉音放送
占領軍進駐
占領軍による刀剣類の没収
鹿妻堰取水口の銃口
盛岡市内の闇価格
第二章 政治及び行政
太田村から盛岡市へ
太田村役場と盛岡市役所太田支所の歩み
市町村制施行五十周年記念式において太田村は全国表彰を受ける
町村合併促進法の施行と太田村の盛岡市合併
盛岡市消防署太田分駐所の設置と太田村消防団の歩み
農業委員会の発足
国、県の行政
盛岡太田郵便局の開局
犯罪者の更生に尽力する保護司
淡水魚増殖場を穴口に誘致
盛岡東警察署太田警察官駐在所の移転
政治
政治の民主化
岩手県政の決定を担当した人達
太田村政及び盛岡市政の決定を担当した人達
第三章 産業経済のうごき
数字に見る太田村勢(人口、耕地、農畜産物、その他)
農業経済の動向
昭和二十年代(一九四五~一九五四)
昭和三十年代(一九五五~一九六四)
昭和四十年代(一九六五~一九七四)
昭和五十年代(一九七五~一九八四)
昭和六十年代(一九八五~一九九九)
水稲品種の移り変わり
農作業の移り変わり
春、秋の農繁期突破は「結」と称する共同作業
〝畑〟作物と、食の変化
作物の変化
りんご品種の移り変わり
農業生産基盤の整備
農業構造改善事業の推進
凶作対策
農産物の生産流通対策
占領軍の指導で農地改革が実施される
食糧の増産対策
農畜産作業の改善に取組んだ人達
農業関係団体の活動
宰郷信用購買販売利用組合
太田農業協同組合
太田村農業共済組合
雫石川東部漁業協同組合
太田地内の誘致企業等
盛岡燐寸軸木株式会社
岩手缶詰株式会社盛岡工場
盛岡ハイランドカントリークラブ
農家の生活向上を目指して
二、三男対策として気仙郡吉浜村大窪山に分村を図る
大窪山分村計画失敗の原因
生活改善グループの活動
農業集落排水事業
農業集落排水事業第一期工事の概要
第四章 教育
太田村教育委員会の発足
学校教育
学校教育の歩み
太田の人達の教育に最も多く貢献した太田小学校の歩み
太田東小学校の誕生
新制中学校誕生
盛岡市立高等学校上太田に移転
幼児教育
盛岡市立太田幼稚園の開園
私立ふじみ幼稚園の開園
社会教育
盛岡市中央公民館太田分館の開館
太田地内に在る地域公民館の状況
太田民俗資料館の建設
社会教育推進協議会の活動
第五章 福祉活動の状況
地域社会の福祉増進に献身する民生・児童委員
地域社協を自負する太田地区福祉推進会の活動
太田地内に在る福祉施設の状況
児童福祉施設
老人福祉施設
その他の施設
社会福祉関係の諸団体
児童福祉関係
老人クラブ
盛岡市身体障害者協議会太田支部
太田における国保診療事業の変遷
第六章 文化
スポーツ
近隣に名を馳せた太田のスポーツ
スポーツ施設
芸術・芸能
農村の楽団太田カルテット中央と交流
井上一子民謡日本一に
民俗芸能の伝承
盛岡市指定天然記念物、文化財
樹木
工芸品
国指定無形民俗文化財 チャグチャグ馬コ
宗教
融峯山 大松院
太田の地に鎮座する神々
庶民信仰
盛岡八幡宮祭典に山車奉納
伝説、伝承、その他
伝説、伝承
第七章 交通
交通安全
交通指導員の活躍
交通指導員の身分及び委嘱の条件
道路網とその整備
太田地内基幹道路の変遷
村民待望の太田橋竣工
新太田橋の竣工
滝太橋の竣工
東北縦貫自動車道建設工事の太田地内施行
第八章 地域組織の活動、その他
地域組織
太田地区住民連帯の中核・太田地区自治会協議会
地区内自治会・町内会の状況
青年・婦人組織の歩み
盛岡市合併直前に存在した諸団体
太田村学友会
太田村体育会
融峰会
下太田、中太田地区において街づくり運動を推進した団体
盛南開発検討協議会
太田市街化区域街づくり検討(促進)協議会
産業、スポーツの振興など各界のために貢献して表彰された人達
褒章受章者
盛岡市勢振興功労者
太田の出来ごと、その他
小学校の一村一校(統合)に反対し猪去地区民が陳情行動
上太田穴口の温泉自噴騒ぎ
カザリン、アイオン台風が二年連続して襲来
西太田地内で連続七件の火災発生
生活用品自給自足(織る・編む・つくる)の時代
「朝暾に額づく」の復刻
年表
参考文献
編集後記
人名索引