日本占領革命　下

第四部　未知への旅路―占領と日本の労働運動―
ある新聞社の苦しみ―『読売新聞』共産党を追い出す―
嵐のなかの労働界―一九四六年秋―
崖っぷちの日本―二・一ゼネスト―
　
第五部　民主化の限界
ある種の正常化へ―地固めに入ったSCAP―
炭鉱と公団―国有化の明暗―
消えた陸軍放出物資
　
第六部　最後の目標―独占と官僚―
財閥への攻撃
公務員制度の〝非封建化〟
　
第七部　アメリカの納税者を守る
米国援助とマーシャル計画
ワシントン対東京―マッカーサー、占領の手綱を失う―
傲慢な会計官―ドッジとデフレ政策―
労働界の米国に対する幻滅
バランスシート―安定化・経済の奇跡・途切れた対話―
　
エピローグ
訳者あとがき
組織図・略語表
索引