図書オキナワ ケンジタイ ノ サイゴ000062774

沖縄健児隊の最後

サブタイトル1~10
編著者名
大田 昌秀 編者
出版者
藤原書店
出版年月
2016年(平成28年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
453p
ISBN
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/O81
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
和書
目次

はじめに(大田昌秀)

序章 沖縄戦と沖縄師範鉄血勤皇隊(大田昌秀)
 鉄血勤皇隊の編制
 沖縄軍司令部の直属隊として
 米攻略軍の兵力
 第三二軍の憂慮すべき状況
 長参謀長の警告
 首里の「天の岩戸戦闘司令所」
 首里城一帯への集中攻撃
 守備軍総反攻の日
 首里を放棄して南部へ撤退
 最後の拠点「摩文仁」
 小禄地区の海軍の戦い
 沖縄守備軍の最期
 新たな「地下工作」の任務
 千早隊の解散

第一章 師範隊本部
野田貞雄校長を想う(教師 秦四津生)
 沖縄師範学校野田貞雄校長先生のこと(大田昌秀)
野戦築城隊第三中隊の首里撤退(教師 宮城幸吉)
私は生きていた(教師 濱元寛得)

第二章 千早隊
自分はどうして戦争から生き延びることができたのか(本科二年 大田昌秀)
 留魂壕
 宿命の日
 沖縄守備軍の洞窟司令部
 ひめゆり学徒隊員
 情報宣伝に飛び回る
 米軍捕虜逃亡を追う学徒隊
 涙を呑んで
 泥濘一路―摩文仁への道
 緑の丘・摩文仁
 地下工作の任務を付与される
 伝令行
 死の脱出
 破局を迎えて
 露けき身
 摩文仁海岸での彷徨
 血路を開いて
 血であがなったもの
 終戦の詔勅
第三二軍情報部千早隊の一員として(本科二年 山田英夫)
情報宣伝活動と敵地への潜入(本科三年 仲眞良盛)

第三章 斬込隊〔菊水隊〕
鉄血勤皇師範隊菊水隊として(本科三年 知念清)
留魂壕内での新聞発行(本科三年 屋比久益貞)
最初の出陣(本科三年 仲地朝明)

第四章 野戦築城隊
私の戦塵体験記(本科三年 長嶺正徳)
野戦築城隊という名の生徒隊(予科三年 山城昌研)
野戦築城隊第三中隊の行動(本科一年 玉城朝正)
勤皇隊として死線を潜る(本科一年 高宮城順弘)
死の伝令は生きていた(本科一年 佐久川一郎)

第五章 特別編制中隊〔特編隊〕
最後の手榴弾(本科一年 島袋良信)
運命の星に翻弄されて(本科二年 安村昌享)
恩師と学友の面影抄(本科二年 安里繁)
散りゆく学友たち(本科一年 川崎正剛)
南の巌の果まで(本科一年 渡久山朝章)

第六章 現地入隊
現役兵となって(本科一年 嶺井巌)

沖縄戦関連年表〔一九四一・一二-一九四五・九〕
あとがき(大田昌秀)
初出一覧