図書ゲンバクシ ノ シンジツ000062753

原爆死の真実

サブタイトル1~10
きのこ雲の下で起きていたこと
編著者名
NHKスペシャル取材班 [著]
出版者
岩波書店
出版年月
2017年(平成29年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
xv,184p:挿図
ISBN
9784000612081
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/N69
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
第一章 きのこ雲の下の二枚の写真
原爆投下三時間後の写真
「涙でファインダーがくもった」
御幸橋は壊滅地帯の出口だった
コラム① 「地獄の再現」は、証言者がいたからこそ実現した
 
第二章 橋の上には凄惨な光景が広がっていた
少女は動かなくなった赤ちゃんを抱いていた
「どこに逃げればいいのか」それだけを考えていた
瀕死の重傷を負って
あれは「死の前の光景」だった
コラム② 私たちは八月六日、御幸橋を通った
 
第三章 写真にはどのような〝痛み〟が写し出されているか
「科学の力」で原爆の実相を浮かび上がらせる
人間が感じる最大の痛み、〝フラッシュ・バーン〟
写真は〝原爆の非人道性〟を物語る
放射線による影響は出ていたか
コラム③ 対談 熱傷の専門家×原子核物理学者
 
第四章 橋の上は、命を救う最前線だった
御幸橋は、救護の拠点となっていた
広島に入った特攻兵を皮肉な運命が待っていた
命の選別が行われた
似島に運ばれて
コラム④ 水をあげるか、あげないか。それは究極の選択だった
 
第五章 私は友を置いて橋へと逃げた
がれきの下で校歌の合唱が始まった
橋の上にいたのは、一〇代の少年少女たち
最大の犠牲者は中学生だった
悔いを抱えて
コラム⑤ 写真が写し出す〝悲しき物語〟
 
終章 原爆は市民の上に落とされた
公表になぜ七年もかかったのか
世界で唯一の写真は、訴え続ける
「被爆の真実」は伝わっているか
コラム⑥ 差別を超えて

あとがき
参考文献