図書イ ヨンヒャク ト セイラン ゼンキロク000062742

伊四〇〇と晴嵐全記録

サブタイトル1~10
編著者名
高木 晃治 著/境田 ヘンリー 原著/ゲイリー・ニラ 原著
出版者
双葉社
出版年月
2017年(平成29年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
398p:挿図,肖像,地図
ISBN
9784575312942
NDC(分類)
556.97
請求記号
556.97/Ta36
保管場所
閉架一般
内容注記
改訂増補版 原著(英ヒコーキ・パブリケーションズ社,2006年)英語版の日本語による改訂版。 翻訳・加筆・訂正:高木晃治 2008年1月刊行の『伊四00と晴嵐 全記録』(学習研究社刊)を底本とし、新たな取材により明らかとなった事実を基に加筆・訂正、再構成したもの。
和書
目次

巻頭カラーグラビア
潜特型(特殊攻撃機搭載特型潜水艦)
伊四〇〇型潜水艦
四面画像
内部図解
潜水空母の最期―米魚雷実験により撃沈
伊四〇〇潜の姉妹艦 海底の伊四〇一潜発見
愛知M6A1特殊攻撃機「試製晴嵐」
晴嵐発進
アメリカで修復された「晴嵐」
伊四〇〇潜乗務員の集合写真
献辞
段ボール箱に詰まっていた歴史―まえがきに代えて(ヘンリー境田/ゲイリー・ダグラス・ニラ)
日本語版まえがき
英語版序文(ジョセフ・M・マクダウェル)
改訂増補版まえがき
【序章】 日本海軍の潜水艦開発と運用―黎明期から世界最大の潜水艦建造まで
黎明期の潜水艦
Uボートの技術と戦訓
軍縮下、潜水艦技術の進展と漸減邀撃作戦
新機軸の潜水艦
日米開戦時の潜水艦運用
究極の目標、空母撃沈
戦局の逼迫、潜水艦を輸送に使う
 
【第一章】 潜水空母伊四〇〇型潜水艦
山本五十六大将の米本土爆撃構想
世界最大の潜水艦の特徴
 
【第二章】 特殊攻撃機 愛知M6A1「晴嵐」
日本海軍独特の兵器 潜水艦搭載水上機
一七試特殊攻撃機M6
昭和一八年一一月、試作一号機完成
回転式射手席、折り畳み翼
試作一号機試験飛行 右旋回回復不能
実戦ではフロートを取りはずす
搭載機器
製作機数、わずか二八機にとどまる
水冷特有の鋭い金属音
乗員たちの肖像① 高橋一雄少尉 伊四〇〇潜配乗 「晴嵐」一番機操縦員
乗員たちの肖像② 名村英俊大尉 伊四〇〇潜通信長
「晴嵐」図面
 
【第三章】 目標、パナマ運河
パナマ運河の戦略性
アメリカ東海岸都市爆撃からパナマ運河爆破へ
攻撃隊の陣容決まる
第六三一海軍航空隊の編成
コラム 伊四〇〇型潜水艦のカタパルト
六三一空鹿島へ、ついで呉に移動
伊四〇〇潜乗員の6割は潜水艦未経験
乗員たちの肖像③ 吉峰徹大尉 伊四〇〇潜飛行長 「晴嵐」一番機機長偵察員
対空戦闘
六三一空、福山を根拠地に
パナマ運河攻撃計画
第一潜水隊の燃料補給
コラム 潜水艦のディーゼル燃料
飛行機隊の編成決まる第一潜水隊と「晴嵐」七尾湾へ
目標変更
乗員たちの肖像④ 奥山周二上飛曹 伊四〇〇潜配乗 「晴嵐」三番機操縦員
 
【第四章】 「光」と「嵐」―ウルシー攻撃作戦
伊一三、伊一四、「彩雲」をトラックへ
海上超低空進撃、突入
「晴嵐」の塗裝とマークを変える
コラム 伊四〇〇型潜水艦搭載無線通信装置
密かな大湊出撃
伊四〇〇潜の艦内生活
 
【第五章】 作戦中止、洋上の逃避行
爆雷攻撃 伊一三と伊一四潜の苦闘
伊四〇一、伊四〇〇会同できず
コラム 潜水艦の断末魔
玉音放送
黒色三角旗掲揚、「晴嵐」投棄
米軍機飛来
コラム 商船「ブリティシュ・シバルリー」
駆逐艦「ブルー」と「ウィーバー」の先陣争い
横須賀に集結
潜水艦「セガンド」、伊四〇一に停船命令
 
【第六章】 真珠湾へ―潜水空母の終焉
アメリカ人のみでハワイへ回航
コラム 戦利艦I-400―乗組員の家族への手紙
潜水空母の終焉
伊四〇〇設計図面
フォトアルバム
写真に見る伊四〇〇
最後の航海へ
外殻
甲板
武装
司令塔
格納筒
艦内
巻末資料
艦橋羅針儀
船殻断面図
潜水艦事件
日下部隊(伊四〇〇潜)乗員名簿
1945年8月28日伊四〇〇潜に移乗したA-1戦利艦乗組員名簿
戦利潜水艦伊四〇〇(I-400)乗員の横顔
改訂増補版あとがき
参考文献