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九九双軽空戦記 新装版

サブタイトル1~10
ある軽爆戦隊長の手記 光人社NF文庫 ; と1025
編著者名
土井 勤 著
出版者
潮書房光人社
出版年月
2017年(平成29年)8月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
263p
ISBN
9784769830252
NDC(分類)
916
請求記号
916/D83
保管場所
閉架一般
内容注記
『わが大空の決戦』の改題
和書
目次

唯一の記録 <九九双軽の最期> (高木俊朗)
著者から読者へ

第一章 生と死の関頭に立つ時
急造戦隊長空を行く
暗雲いよいよ暗くして
ぐらついてきた死生観

第二章 栄光のウイングマーク
われに直掩戦闘機なし
栄光のかげにあるもの
決戦のときいたりなば
熾烈なる報復攻撃下に
好事魔のみおおくして

第三章 あゝ双軽機大空に消ゆ
休息の日日もむなしく
決戦場ルソンの大空へ
第三戦隊は離陸せしや
生は難しくて死は易し
死は覚悟のうえなれど
未帰還機は九機なり
オルモック湾の落日
握りつぶされた大陸命
遠く故国をはなれきて
散らすに泣くる若桜花

第四章 散る者、去りゆく者
抗争の中に死するとも
あゝ佐竹中尉かえらず

第五章 最後の一機となるまで
まもりぬいた戦友愛
蛮地から奇蹟の脱出
かえってきた特攻隊
あゝ紅顔の若者ふたり

第六章 苦闘の中に生きる
ふたたび双軽に乗る
料亭「広松」の終焉
わが悲願もむなしく

第七章 日本最後の特攻隊
さらば飛行七十五戦隊
この物悲しさはなにか

あとがき