GHQ「児童福祉総合政策構想」と児童福祉法
序章 被占領期児童福祉政策研究の視角
研究の目的
研究の視点及びその方法
本論文の構成
第一章 児童福祉法制定過程の研究とその課題
はじめに
寺脇隆夫の児童福祉法立案過程の研究
児童福祉法及び行政の「問題性」
児童福祉法制定30周年の研究課題
本研究における児童福祉法制定過程研究の課題
第二章 被占領期における児童福祉政策研究
村上貴美子の厚生省公文書分析による被占領期児童福祉政策研究
岩永公成のGHQ資料分析による被占領期児童福祉政策研究
本研究における被占領期児童福祉政策の研究課題
第三章 GHQ「児童福祉総合政策構想」
被占領期の福祉政策概要とその方針
GHQ「児童福祉総合政策構想」第一期(1946年9月~10月)
GHQ「児童福祉総合政策構想」第二期(1946年10月~11月)
第四章 GHQ「児童福祉総合政策構想」変容過程1(ABC)~厚生省における「不良児対策」の「一元的統合」議論~
前史―児童福祉政策をめぐる二つの歴史的課題
戦後の厚生省官制における児童行政の変容
「児童福祉総合政策構想」変容過程A
「児童福祉総合政策構想」変容過程B
「児童福祉総合政策構想」変容過程C
第五章 GHQ「児童福祉総合政策構想」変容過程2(D)~青少年不良化防止対策をめぐる「連携的統合」議論~
前史―戦時下の青少年不良化防止対策
「児童福祉総合政策構想」変容過程D
戦後の文部省による青少年不良化防止対策の検討
青少年問題対策協議会設置
終章 行政統合議論とGHQ構想の変容と着地点
混合型改革としての被占領期児童福祉政策
GHQ「児童福祉総合政策構想」と厚生省の歴史的課題
児童行政の対象範囲
GHQ「児童福祉総合政策構想」変容過程1
GHQ「児童福祉総合政策構想」変容過程2
本研究の限界と課題
文献
おわりに