図書目録ニホン ノ ナガイ センゴ資料番号:000062659
日本の長い戦後
- サブタイトル
- 敗戦の記憶・トラウマはどう語り継がれているか
- 編著者名
- 橋本 明子 [著]/山岡 由美 訳
- 出版者
- みすず書房
- 出版年月
- 2017年(平成29年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- xii,200,lvip
- ISBN
- 9784622086215
- NDC(分類)
- 210.76
- 請求記号
- 210.76/H38
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 原書(Oxford University Press, 2015)の全訳 参考文献:巻末pxvi-xxxiii
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
日本の読者のみなさまへ
謝辞
第1章 敗戦の傷跡と文化的記憶
文化的トラウマ、記憶、国民アイデンティティ
戦争の記憶をめぐる三つの道徳観とその語り
敗戦の文化にみられる記憶の分断
本書について
第2章 個人史と家族史を修復する記憶
戦中世代の証言
語らない親との対話―溝を埋め、傷を癒す
家族への帰属意識と無力感の内面化
第3章 敗北感の共有とその位置づけ―メディアのなかの英雄、被害者、加害者の物語
政治パフォーマンスとしての追悼
追悼の季節の文化メディア
国民としての帰属意識と阻まれた他者への共感
第4章 戦争と平和の教育―子供にどう第二次世界大戦を教えるか
上からの歴史―教科書のなかの戦争と平和
下から見た歴史―「学習漫画」のなかの戦争と平和
子供世代向けの教訓としての文化的トラウマ
第5章 敗戦からの回復とは何か―他国との比較から
敗戦の文化を乗り越える―道義的回復に向けた三つの展望
和解のグローバル・モデルはあるのか
ドイツとの比較
「普通の国」として世界に返り咲く
訳者あとがき
原注
参考文献
索引
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