図書目録テンノウ ノ センソウ ホウコ資料番号:000062636
天皇の戦争宝庫
- サブタイトル
- ちくま新書;1271 知られざる皇居の靖国「御府」
- 編著者名
- 井上 亮 著
- 出版者
- 筑摩書房
- 出版年月
- 2017年(平成29年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 230p:挿図,肖像
- ISBN
- 9784480069757
- NDC(分類)
- 210.6
- 請求記号
- 210.6/I57
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
序章 存在が隠されている皇居の一角
第一章 「朕が子孫、臣民に知らしむべし」―戦勝の記念と皇恩
唱歌「振天府」/国民と国家の関係を変えた日清戦争/大量の戦利品の陳列場/振天府の構造/戦病死者の写真と名簿を取り寄せる/振天府に展示されたもの/イメージ戦略としての御府/戦利品、遺品に付加される「物語」/教育的効果/国威発揚の宣伝装置として
第二章 輝ける明治の戦果―国民教育の施設へ
義和団事件から北清事変へ/北清事変の戦利品/懐遠府への違和感/日露戦争の辛勝/建安府はどこに建てられたか/消えた懐遠府/建安府の構造/御聖徳のエピソード/建安府本館の収蔵品/建安府の付属施設/明治天皇と御府
第三章 開放と崇敬の衰退―大正期の遠い戦争
御府拝観者の激増/四竈孝輔『侍従武官日記』のなかの御府/第一次世界大戦とシベリア出兵/第四の御府「惇明府」の造営/惇明府の構造/建安府と懐遠府を頻繁に訪れた大正天皇/戦争の記念庫から慰霊・顕彰施設へ/国民を束ねる「物語」が失われた大正期
第四章 靖国神社との直結―昭和の「十八年戦争」
明治天皇の尊像/「流転の御府」懐遠府のゆくえ/見送られた遺族拝観と議員のドタキャン/御府の新時代到来/靖国から御府への巡礼コース/新御府の具体案が固まる/昭和の新御府「顕忠府」の完成/昭和天皇が顕忠府を天覧/幻の第六の御府/顕忠府の構造/顕忠府拝観者は
約二万人
第五章 封印された過去―歴史の宝庫として残った戦後
敗戦/御府の葬送/戦後の御府/御府の戦利品で火がついた中韓の歴史論争/御府の現在/よみがえった懐遠府/昭和天皇の遺品
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