銃後の風景

はしがき

第一章　日中戦争勃発　（昭和十二年）
日中戦争勃発
赤紙
第十二師団への軍馬徴発
国民精神総動員運動
防空演習
大動員
出征軍人家族援護
南京陥落

第二章　未曾有の大水害　（昭和十三年）
徴兵令
徴兵よけ信仰
未曾有の大洪水
戦死者の村葬

第三章　興亜奉公日　（昭和十四年）
帰還兵
警防団員令公布
軍用候補馬鍛練
興亜奉公日

第四章　新体制　（昭和十五年）
新体制
対米英開戦対策
部落会の整備
大政翼賛会設置
紀元二千六百年祝賀式典

第五章　大水害と秘匿応召　（昭和十六年）
大水害と秘匿応召
水害時の軍馬徴発
隣組と常会
九月の召集
兵役法施行令改正
遺髪
大東亜戦争開戦
三度目の軍馬徴発
軍馬購買
馬の慰霊碑

第六章　戦没者慰霊祭　（昭和十七年）
南方の戦況
第二国民兵に赤紙が来る
戦没者慰霊祭

第七章　撃ちてし止まむ　（昭和十八年）
第二国民兵への召集令状続々
山本五十六連合艦隊司令長官戦死
アッツ島玉砕
銃後の守り

第八章　相つぐ敗報の中で　（昭和十九年）
間断なく続く召集
竹槍訓練
吉沼飛行場（西筑波航空隊）設営
農耕部隊入村
横須賀海兵団への応召
国民徴用令（白紙召集）
警防団員の活躍
当時の服装
東京空襲
農家の協力

第九章　玉音放送　（昭和二十年）
戦況
四月から五月の召集
当時の日誌から
重砲隊
降伏を勧めるビラ
戦死者の火葬
玉音放送

あとがきにかえて（やがいしのぶ）