図書センゴ ライ ホウセイ ノ ケンショウ000062438
戦後らい法制の検証
サブタイトル1~10
編著者名
和田 謙一郎 著
出版者
晃洋書房
出版年月
2017年(平成29年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
200p
ISBN
9784771028258
NDC(分類)
498
請求記号
498/W12
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次
刊行に寄せて
序章
第一章 「隔離の場所と人々」の創出過程
ハンセン病患者に対する「社会的・制度的」排除の構造
長島愛生園における光田健輔の役割
感染症としての「ハンセン病」対策
ハンセン病患者にとっての「療養所」とは
第二章 「治療可能な時代」となる昭和二〇年代らい法制
(旧)生活保護法時代のハンセン病(らい)療養所・私立病院
「独自の途」を歩むハンセン病(らい)療養所・病院
私立ハンセン病(らい)病院などの場合
第三章 療養所入所者にとっての「ジレンマの時代」
療養所入所者にとっての国民皆年金と国民皆保険
「国民皆年金」時代の療養所入所者
昭和三〇年代中心の社会復帰
若年層にとってのハンセン病と療養所生活
「治療可能な時代」以降の療養所と社会復帰
第四章 「根治の時代」を迎えた昭和四〇年代以降のらい法制と社会保障法制
療養所入所者にとっての「根治の時代」
現行憲法下の社会保障法制の適用とハンセン病(らい)患者・回復者
「社会福祉事業体系 問題別事業」(昭和三九年)と「らい法制」
「ライフサイクルからみた社会保障法制」(昭和四九年)と「らい法制」
「医療保障のための主要関係制度と給付内容」(昭和五三年)と「らい法制」
療養所入所者からみた「らい法制」
第五章 らい法制に対する法的判断
訴訟に見るハンセン病問題(1)―熊本地裁判決
訴訟に見るハンセン病問題(2)―ハンセン病国家賠償(第二次)訴訟
ハンセン病患者に適用された特別法廷
昭和三〇年代のハンセン病
昭和三〇年代から五〇年代の行政裁量論と立法裁量論
終章 戦後のらい法制とは何であったのか
あとがき